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J-GLOBAL ID:200903083231682056
射出成形における金型冷却水流量の決定方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992048457
Publication number (International publication number):1993245894
Application date: Mar. 05, 1992
Publication date: Sep. 24, 1993
Summary:
【要約】【目的】 金型成形される樹脂成形品の温度分布を均一化し、もって成形品の変形不良の発生を防止することができる冷却水流量を、成形品生産開始前に決定する方法を提供する。【構成】 成形品モデルと冷却管モデルを作成し、このモデルを用いて、境界要素法等による冷却解析シミュレーションを行って、成形品モデルの温度分布を求め、この温度分布の最大と最小との温度差が、許容値以下でないときには、温度分布の最大値となる部位に最も近い系統の冷却水流量を多くして、再度、冷却解析を行うといった手順を順次繰り返す。このような手順により、成形品モデルの温度分布を全体にわたって、ほぼ均一とすることができる冷却水流量を、各系統の冷却管ごとにそれぞれ決定することができる。
Claim (excerpt):
成形品の形状モデルと前記成形品を作る成形金型の複数系統の冷却管モデルとを成形金型内での位置関係となるよう設定し、冷却水流量をパラメータとして所定時間後の上記成形品の形状モデルの温度分布をシミュレーションする解析手法を用いて、成形金型への冷却水流量を決定する方法であって、〓設定された冷却水流量を用いて上記シミュレーション解析を行って所定時間後の上記成形品の形状モデルの温度分布を算出し、次いでその温度分布から最大温度となった部位とその温度および最小温度を求め、〓その最大温度と最小温度との温度差を算出してこの差演算値が許容値以下であるか否かを判定し、〓その判定結果が以下でないときには、上記の〓の解析で用いる流量データのうち、上記の最大温度となった部位に最も近い位置の系統の上記冷却管の冷却水流量データのみを、所定流量だけ上げたデータに変更し、これらの手順〓,〓および〓を、上記の〓での判定結果が許容値以下となるまで順次繰り返して行うことを特徴とする、射出成形における金型冷却水流量の決定方法。
IPC (2):
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