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J-GLOBAL ID：200903083259262052

熱可塑性樹脂組成物及びその製造方法

Inventor： 岩下 敏行 ,  渡辺 和幸
Applicant, Patent owner： 昭和電工株式会社
Agent (1)： 大谷 保
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992320145
Publication number (International publication number)：1994166777
Application date： Nov. 30, 1992
Publication date： Jun. 14, 1994
Summary：

【要約】【目的】 引張強度,耐衝撃強度,耐熱性及び耐油性に優れるとともに、ゴム様の性質を示し、しかも成形加工時に熱可塑性となるポリオレフィン系の熱可塑性樹脂組成物の開発。【構成】 (a)(イ)ポリプロピレン系樹脂と、(ロ)ポリプロピレン系樹脂グラフト化物のポリプロピレン系樹脂混合物,(b)特定のカルボキシル基又は酸無水物基含有エチレン系共重合体,(c)グリシジル基又はヒドロキシル基含有エチレン系共重合体及び(d)反応促進剤を含有し、(a)成分の(イ)と(ロ)の合計量が10〜65重量%で、(b)及び(c)成分の合計量が90〜35重量%であり、(a)〜(c)成分の合計量が100重量部となるように配合され、(b)成分中のカルボキシル基又は酸無水物基とこれらの基と反応する(c)成分の官能基比が0.02〜20であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物及びその製造方法である。

Claim (excerpt)：

(a)(イ)ポリプロピレン系樹脂と(ロ)ポリプロピレン系樹脂にグリシジル基,アミノ基,カルボキシル基,酸無水物基およびヒドロキシル基から選ばれた少なくとも一種をグラフト重合したポリプロピレン系樹脂グラフト化物とからなるポリプロピレン系樹脂混合物であり、かつ(イ)と(ロ)の合計量10〜65重量%,(b)エチレンとカルボキシル基含有重合性化合物1.0〜30重量%及び/又は酸無水物基含有重合性化合物0.5〜7重量%を構成モノマーとして含有するエチレン系共重合体,(c)エチレンとグリシジル基含有重合性化合物及び/又はヒドロキシル基含有重合性化合物を構成モノマーとして含有し、該グリシジル基含有重合性化合物及び/又はヒドロキシル基含有重合性化合物の成分濃度がそれぞれ2.0〜30重量%であるエチレン系共重合体であり、かつ(b)と(c)の合計量が90〜35重量%、及び(d)(b)成分と(c)成分に対する反応促進剤からなり、(b)成分中のカルボキシル基及び/又は酸無水物基と該基と反応する(c)成分の官能基比が0.02〜20であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。

IPC (4)：

C08L 23/10 LCM ,  C08L 23/08 LCD ,  C08L 23/26 LDA ,  C08L 51/06 LLE