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J-GLOBAL ID:200903083442343860

エチレン(共)重合触媒用の担体材料の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 青山 葆 ,  柴田 康夫 ,  鮫島 睦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003173436
Publication number (International publication number):2004002873
Application date: Jun. 18, 2003
Publication date: Jan. 08, 2004
Summary:
【課題】エチレンおよびより高分子量のα-オレフィンの重合について高い活性を示し、比較的狭い分子量分布および均質な分枝分布を有するエチレンポリマーおよびコポリマーを合成することができる触媒の製造方法を提供する。【解決手段】特定の細孔体積を有する多孔質シリカを供給し、シリカの細孔体積以下の体積のアルモキサン溶液を、所定のアルミニウム供給に十分な量で供給して、両者を接触させ、シリカの細孔内に溶液を含浸させる。前記接触の前に、シリカにオルガノマグネシウム化合物を添加して前記オルガノマグネシウム化合物と反応性のヒドロキシル基とを反応させ、更に非メタロセン遷移金属化合物を添加する。前記接触の後、固体のアルモキサンを含浸するシリカの乾燥粒子を回収する。【選択図】 なし
Claim (excerpt):
(1)多孔質であり、1〜200μmの粒子寸法を有しており、平均直径が50〜500オングストロームで、かつ、細孔体積が0.5〜5.0ml/gである細孔を有しているシリカを供給すること; (2)式(a)または(b)のアルモキサン[但し、式(a)は、R-(Al(R)-O)n-AlR2であって、オリゴマー性の線状アルモキサンに対するものであり、また、式(b)は、(-Al(R)-O-)mであって、オリゴマー性の環状アルモキサンに対するものであり、式中、nは1〜40、mは3〜40、RはC1-C8アルキル基である。]および該アルモキサン用の溶媒を含んで成る溶液を供給することであって、 溶液の体積が、シリカの細孔体積より小さい値からシリカの細孔体積に等しい溶液の最大体積までの範囲であり、 アルモキサンの濃度が、Alの重量%として表して5から20であり、 アルモキサンが、0.10〜0.40のAl/シリカ(重量/重量)の比を与えるのに十分な量のアルミニウムを供給するような供給を行うこと; (3)シリカは、0.1〜3.0ミリモル/g-担体の量の反応性のヒドロキシル基を含んでおり、工程(4)の接触の前に、Mg:OHのモル比が0.9:1〜4:1の範囲となるように、 式:R”mMgR’n [式中、R”およびR’は同じまたは異なるC2-C8アルキル基であり、m+nがMgの原子価に等しいことを条件として、mおよびnはそれぞれ0、1もしくは2である。] で示されるオルガノマグネシウム化合物を添加して前記オルガノマグネシウム化合物と反応性のヒドロキシル基とを反応させ;その後であって、工程(4)の接触の前に、非メタロセン遷移金属化合物を添加すること; (4)シリカと上記体積の上記溶液とを接触させて、0.5〜5.0ml/gの細孔体積を有するシリカの細孔に溶液を含浸させて、該細孔の中にアルモキサンを含ませること; (5)上記接触の後、固体のアルモキサンを含浸するシリカの乾燥粒子を回収すること を含んでなる、アルモキサンおよびその誘導体物質を含浸するエチレン(共)重合触媒用の担体材料を製造する方法。
IPC (2):
C08F4/64 ,  C08F4/02
FI (2):
C08F4/64 ,  C08F4/02
F-Term (21):
4J015DA05 ,  4J015DA32 ,  4J015EA03 ,  4J015EA09 ,  4J128AA01 ,  4J128AB00 ,  4J128AC01 ,  4J128AC28 ,  4J128AD05 ,  4J128BA01A ,  4J128BA01B ,  4J128BB01A ,  4J128BB01B ,  4J128BC15B ,  4J128BC25A ,  4J128CA28C ,  4J128CB00C ,  4J128DA01 ,  4J128EB02 ,  4J128FA04 ,  4J128GB01

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