Pat
J-GLOBAL ID:200903083465076230

ラマン散乱による酵素反応の測定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 野口 繁雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996038760
Publication number (International publication number):1996271429
Application date: Jan. 31, 1996
Publication date: Oct. 18, 1996
Summary:
【要約】【課題】 簡便な光学的方法により酵素反応の基質の定性測定、定量測定又は酵素活性の測定を行なえるようにする。【解決手段】 グルコースオキシダーゼ濃度を14.5Uで一定とし、フェリシアン化カリウム溶液(0.5M)の添加量を250μlで一定とし、基質のグルコースの添加量を250μlで一定とし、そのグルコースの濃度を250mg/dl、125mg/dl、100mg/dl、80mg/dl、50mg/dlと変化させたそれぞれの反応溶液について、光散乱スペクトル中のシフト波数2081cm-1のピークの強度変化を10秒おきに測定し、それぞれのグルコース濃度でのピークの強度変化を反応速度としてその最大値を求め、それとグルコース濃度との相関から検量線を得る。その検量線を用いて、未知試料の定量測定を行なう。
Claim (excerpt):
フェリシアンイオンを添加した試料溶液に酵素を添加し、酵素添加の前と後で試料溶液に単一波長の励起光を照射してその試料溶液からの散乱光を受光して分光し、酵素添加後の試料溶液からのラマン散乱スペクトルが、酵素添加前の試料溶液からのラマン散乱スペクトルのピークの増強されたピークを含んでいるか否かによりその酵素の対象基質の有無を測定する定性的な測定方法。
IPC (5):
G01N 21/75 ,  C12Q 1/00 ,  C12Q 1/26 ,  G01N 21/65 ,  C12Q 1/54
FI (5):
G01N 21/75 A ,  C12Q 1/00 Z ,  C12Q 1/26 ,  G01N 21/65 ,  C12Q 1/54

Return to Previous Page