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J-GLOBAL ID:200903083480144196

波のエネルギーを利用した海水等の汲上装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998073002
Publication number (International publication number):1999230020
Application date: Feb. 16, 1998
Publication date: Aug. 24, 1999
Summary:
【要約】【課題】 簡易な構造で効率良く深層水(底層水)等を汲み上げることや表層水と深層水(底層水)とを混合し続けることのできる波のエネルギーを利用した海水等の汲上装置を提供する。【解決手段】 海面等に浮上し、波に追従して昇降移動自在な浮体に、底層部まで延出された汲上管2を設け、この汲上管2により汲み上げられた水は、排水管14を介して排水する波のエネルギーを利用した海水等の汲上装置において、排水管14をメインタンク7より放射状に延びるに従い拡幅状態にすることにより逆流防止することや、排水管14の天井部をメインタンク7寄りに上昇勾配を付けて排水効果を上げること。また、いかなる方向から、いかなる条件で波が進入しても効率良く、表層水と底層水の混合効率を上昇させることのできるものである。
Claim (excerpt):
海面等に浮上し、波に追従して昇降移動自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下端開口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を設け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記汲上管が降下したときに解放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁を備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端開口部付近に、メインタンクを設け、これより半径方向に延びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、上記浮体が上昇したときに汲上げられた海水を海面近傍に散水させるように海面近傍もしくは海面よりやや上方に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、上記浮体が上昇したときに開き、降下したときに排水管内へ海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、上記排水管は半径方向に拡幅形状とすることを特徴とする波のエネルギーを利用した海水等の汲上装置。
IPC (2):
F03B 13/18 ,  F03B 13/22
FI (2):
F03B 13/18 ,  F03B 13/22

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