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J-GLOBAL ID:200903083488324053
焼却灰溶融炉の湯面深さ測定方法および装置
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
潮谷 奈津夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995078146
Publication number (International publication number):1996247433
Application date: Mar. 08, 1995
Publication date: Sep. 27, 1996
Summary:
【要約】【目的】 溶融スラグおよび溶融メタルの湯面の位置の測定を、長期間測定機器の交換無しで、正確に、しかも煩雑な作業および危険な作業をすることなく行う。【構成】 焼却灰層Aを貫通して電極4を溶融スラグ層Sに挿入し該電極4の先端が溶融スラグ層Sの湯面から一定の範囲を保つように保持する。炉本体2内に溶融スラグ層S、溶融メタル層Mおよび焼却灰層Aを形成しながら焼却灰を投入口5より順次投入していく。焼却灰層Aに挿入した保護管付きの熱電対8によって焼却灰層Aの温度を測定し、これと同時に、ロードセル9によって求めた溶融炉等の重量から炉本体2等の重量を減じて溶湯の重量を求める。焼却灰温度変化と保護管付きの熱電対8先端から溶融スラグSの湯面までの距離の関係式とから前記距離を演算し溶融スラグの湯面の位置を求める。次いで、求めた溶融スラグの湯面の位置と、上記で求めた溶湯の重量と、既知の溶融スラグと溶融メタルとの比重値および溶融炉の炉床面積より、溶融メタルMの湯面を求める。
Claim (excerpt):
焼却灰溶融炉の高さ方向中間部の炉壁に溶融スラグの出滓口を設け、前記溶融炉底面近くの炉壁に溶融メタルの排出口を設け、前記溶融炉内に焼却灰を投入し、その焼却灰層内を電極が貫通し前記焼却灰の溶融スラグに挿入し電気抵抗加熱により前記焼却灰を溶融スラグと溶融メタルとに比重分離して溶融スラグ層およびその下の溶融メタル層を形成し、溶融中は前記溶融スラグ層の上部を覆っている焼却灰層を貫通させて前記電極の先端部を前記溶融スラグ層内に配置し、前記溶融スラグを前記出滓口から、前記溶融メタルは前記排出口からそれぞれ別々に出湯する電気抵抗式の焼却灰溶融炉の湯面深さ測定方法において、保護管付き熱電対の先端を前記焼却灰層内に挿入して前記焼却灰層の温度を1200°C以下の範囲で測定し、前記焼却灰層の温度変化と前記熱電対先端から前記溶融スラグ湯面までの距離の関係式とから前記距離を演算により求め、かくして、前記溶融スラグの湯面の位置を求めることを特徴とする焼却灰溶融炉の湯面深さ測定方法。
IPC (2):
FI (2):
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