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J-GLOBAL ID:200903083568017976

抗金属キレート抗体の分離

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 遠山 勉 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1994525517
Publication number (International publication number):1996509983
Application date: May. 03, 1994
Publication date: Oct. 22, 1996
Summary:
【要約】本発明は、抗金属キレート抗体を含有する調製物をカルボン酸誘導体化固体支持体にアプライし、そして非特異的タンパク質を溶出するには十分であるが抗金属キレート抗体を溶出するには十分でない塩濃度を含有する溶出緩衝液で先ず溶出し、その後抗金属キレート抗体を溶出するように溶出溶液の塩濃度を高めることによって、抗体を含む非特異的タンパク質から抗金属キレート抗体を分離する方法を提供する。1つの実施態様では、カルボン酸誘導体化固体支持体はカルボキシメチル樹脂である。適当な塩にはリン酸ナトリウム、塩化ナトリウム、酢酸ナトリウム及び硫酸ナトリウムか含まれる。この方法を使用して、モノクローナル又はポリクローナル抗金属キレート抗体を非特異的タンパク質から分離すること並びに二抗原特異抗金属キレート抗体をモノクローナル抗金属キレート抗体及び他の非特異的タンパク質から分離することができる。この方法はまた抗原反応性領域を有する抗金属キレート抗体フラグメントを非特異的タンパク質から分離するのにも有用である。
Claim (excerpt):
約6から約9までのpIを有する抗金属キレート抗体に富む溶出液フラクションを、前記抗金属キレート抗体及び非特異的タンパク質を含有する調製物から得る方法であって、 a.出発溶液中の前記調製物を、前記出発溶液中で平衡化させた非同族モノカルボン酸誘導体化固体支持体にアプライし、 b.前記非特異的タンパク質を前記支持体から除去し、 c.(1)前記抗金属キレート抗体を前記支持体から溶出するのに十分な濃度に高めた第1の非カルボン酸塩(但し、分離すべき調製物を含有する溶液及び前記溶出溶液のpHは約6.2から約6.8までである)、又は(2)前記抗金属キレート抗体に対して親和性を有する非同族ハプテンを含有する溶出溶液のいずれかを含有する溶出溶液を添加し、 d.段階cで溶出されたフラクションを集める、段階を含む前記方法。
IPC (3):
C07K 16/44 ,  C07K 1/16 ,  C12P 21/08
FI (3):
C07K 16/44 ,  C07K 1/16 ,  C12P 21/08

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