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J-GLOBAL ID:200903083592391102

全固体リチウム電池

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002372272
Publication number (International publication number):2004206942
Application date: Dec. 24, 2002
Publication date: Jul. 22, 2004
Summary:
【課題】負極活物質として金属リチウムを用いた電池においても、安全にかつ信頼性の高い充放電電流密度の大きな電池を提供する。【解決手段】全固体リチウム電池の第1の固体電解質として硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質を用い、該電解質と接触して遷移金属を含まない第2のリチウムイオン伝導性固体電解質を金属リチウムを活物質とする負極の間に介在させて電池を構成する。これによって、負極において金属リチウムの局部的な析出がおこり、第2のリチウムイオン伝導性薄膜を突き抜けた場合、その部位の析出した金属リチウムは硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質との接触により、リチウムイオン伝導性に欠ける層が化学的に形成される。これにより、その部位では電流の流れが阻害されるようになり、結果として負極表面全体としては金属リチウムの析出において平滑化現象が起こり、金属リチウムが安定な負極活物質として使用可能となる。【選択図】なし
Claim (excerpt):
正極と負極の間にリチウムイオン伝導性固体電解質を介在させてなる全固体リチウム電池において、リチウムイオン伝導性固体電解質が2種以上のリチウムイオン伝導性固体電解質の層からなり、第1のリチウムイオン伝導性固体電解質の層は金属リチウムと化学的に反応し、第1および第2のリチウムイオン伝導性固体電解質のイオン伝導性に比較し、イオン伝導性の低い層を形成しうるリチウムイオン伝導性固体電解質であり、第2のリチウムイオン伝導性固体電解質層は、第1のリチウムイオン伝導性固体電解質とは化学的に反応しないものであり、該電解質は、予めリチウム金属表面に形成させて負極を用いて構成した全固体リチウム電池。
IPC (4):
H01M10/36 ,  H01M4/02 ,  H01M4/40 ,  H01M4/62
FI (4):
H01M10/36 A ,  H01M4/02 D ,  H01M4/40 ,  H01M4/62 Z
F-Term (17):
5H029AJ02 ,  5H029AJ12 ,  5H029AK03 ,  5H029AL12 ,  5H029AM12 ,  5H029BJ03 ,  5H029BJ12 ,  5H029DJ09 ,  5H050AA02 ,  5H050AA15 ,  5H050BA16 ,  5H050CA08 ,  5H050CB12 ,  5H050DA03 ,  5H050DA13 ,  5H050FA04 ,  5H050FA18
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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