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J-GLOBAL ID:200903083673914525

ラマン分光法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (4): 志賀 正武 ,  渡邊 隆 ,  村山 靖彦 ,  実広 信哉
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2007530761
Publication number (International publication number):2008512668
Application date: Sep. 07, 2005
Publication date: Apr. 24, 2008
Summary:
空隙を含む特別な構造の金属膜は、巨大に増強された表面増強ラマン分光(surface enhanced Raman spectroscopy,SERS)の効果を伝えることを発見した。空隙を特定のサイズと幾何学構造に選択することによって、所定の波長の入射放射に対するフォトンからプラズモンへの変換効率が増強された金属膜を提供することが可能となる。従って、制御可能な表面増強吸収及び放出特性が与えられる。これはSERSに有効であり、また他の光学分光法およびフィルタリングへの応用に有効である可能性を有する。このような大きなラマン信号により、本発明においては、高速かつ小型かつ安価なラマン分光器を提供することが可能となり、数多くの新規応用の可能性が開拓される。
Claim (excerpt):
光放射を発生させるための光源と、 前記光放射を受光するための基板であって、該基板近傍に配置された際に前記光放射から試料物質へとエネルギーを結合させるためのものでありまた前記試料物質から放出する散乱エネルギーをラマン散乱放射へと変換するためのものである表面プラズモンを閉じ込めるための所定のサイズの空隙を複数含む金属膜を備える基板と、 前記基板から生じる前記ラマン散乱放射を分析するためのスペクトル分析器とを備えた試料物質からのラマンスペクトルを得るための分光器。
IPC (2):
G01N 21/65 ,  G01J 3/44
FI (2):
G01N21/65 ,  G01J3/44
F-Term (31):
2G020AA03 ,  2G020AA04 ,  2G020AA05 ,  2G020BA20 ,  2G020CA04 ,  2G020CB23 ,  2G020CB42 ,  2G020CB43 ,  2G020CC02 ,  2G020CC26 ,  2G020CC63 ,  2G020CD03 ,  2G020CD13 ,  2G020CD24 ,  2G043AA04 ,  2G043BA14 ,  2G043CA01 ,  2G043CA04 ,  2G043EA03 ,  2G043FA02 ,  2G043GA03 ,  2G043GB28 ,  2G043HA01 ,  2G043HA05 ,  2G043JA02 ,  2G043JA04 ,  2G043KA01 ,  2G043KA02 ,  2G043KA03 ,  2G043KA09 ,  2G043LA03
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
  • 米国特許第6242264号明細書
  • 米国特許出願公開第2003/0157732号明細書
  • 米国特許第5376556号明細書
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Cited by examiner (2)
Article cited by the Patent:
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