Pat
J-GLOBAL ID:200903083822489344

環境汚染微量物質の定量方法及びそれに用いる定量用キット

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 阿形 明 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001398541
Publication number (International publication number):2003194798
Application date: Dec. 27, 2001
Publication date: Jul. 09, 2003
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 環境汚染の原因となっている極微量成分、特に重金属イオンを簡便かつ精度よく定量する方法の提供。【解決手段】 微量汚染物質の上澄液に、低温において親水性、高温において疎水性となる微細繊維状固体の熱可逆型感熱高分子化合物を加えて溶解させ、転移温度以上に昇温して固形物を形成させ液体部分を分離し、上記微量汚染物質と反応して呈色する疎水性発色試薬を包接した固体状の上記感熱高分子化合物と、その転移温度よりも低い温度において混合し転移温度以上に昇温して、微量汚染物質と上記発色試薬との反応によって生じた呈色化合物を包接して析出した上記感熱高分子化合物からなる固体部分を液体部分から分離し、水又は溶剤に溶解しその吸光度を測定するか、或いは標準品と比色定量する。
Claim (excerpt):
(イ)微量汚染物質を含む環境採取試料を水と混合し、よくかきまぜたのち静置し、その上澄液を分取し、前処理液と混合する工程、(ロ)上記の混合液を任意温度に維持し、その温度よりも高い転移温度をもつ低温において親水性、高温において疎水性となる微細繊維状固体の熱可逆型感熱高分子化合物を加えて溶解させる工程、(ハ)その溶解液を上記感熱高分子化合物の転移温度以上に昇温して固形物を形成させたのち、この固形物から液体部分を分離する工程、(ニ)この液体部分を、上記微量汚染物質と反応して呈色する疎水性発色試薬を包接した固体状の低温において親水性、高温において疎水性となる熱可逆型感熱高分子化合物と、その転移温度よりも低い温度において混合して溶液を形成させる工程、(ホ)この溶液を転移温度以上に昇温して、微量汚染物質と上記発色試薬との反応によって生じた呈色化合物を包接して析出した上記感熱高分子化合物からなる固体部分を液体部分から分離する工程、(ヘ)(ホ)で得た固体部分を上記感熱高分子化合物の転移温度よりも低い温度において水又は溶剤に溶解し、溶液とする工程、及び(ト)得られた溶液の吸光度を測定するか、或いは標準品と比色定量して微量汚染物質の含有量を求める工程から成ることを特徴とする環境汚染微量物質の定量方法。
IPC (2):
G01N 31/00 ,  G01N 21/77
FI (2):
G01N 31/00 S ,  G01N 21/77 C
F-Term (7):
2G042BC11 ,  2G042DA06 ,  2G042DA08 ,  2G054AB07 ,  2G054CA10 ,  2G054CE01 ,  2G054EA06
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (7)
Show all

Return to Previous Page