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J-GLOBAL ID:200903083975184283

無機材料製の球状体の製造方法及びその製造装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 岡村 俊雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996211883
Publication number (International publication number):1998033969
Application date: Jul. 22, 1996
Publication date: Feb. 10, 1998
Summary:
【要約】【課題】無機材料製の原料体を溶融させ自由落下させて球状体に凝固させるとき、原料融液の表面部から凝固が始まり内部が遅れて凝固するため、凝固時の体積変化により球状体の表面部に突起部や凹部が形成され、真球状の球状体にすることが困難で、内部歪みも大きくなり、空気粒の混入も生じやすい。【解決手段】原料体を落下チューブ内の真空中又は所定のガス中で電磁浮遊加熱してから自由落下させ、落下初期に放射冷却により放熱させ、その後赤外線ヒータで原料融液の表面部のみを加熱して内部よりも表面部の温度を高くし、その後落下中に放熱させて凝固させる。この場合、凝固点付近まで温度低下したときには、原料融液の内部と表面部の温度がほぼ一様化しているため、原料融液の内部と表面部から同時に、又は表面部よりも早く内部から凝固するので、突起部や凹部の無い真球状の球状体を製造することができる。
Claim (excerpt):
無機材料からなる原料体を浮遊力発生手段により真空中又は所定のガス中に浮遊させた状態で加熱手段により加熱して溶融させる第1工程と、次に原料融液を鉛直姿勢にした落下チューブ内の真空中又は所定のガス中を落下させながら融液状態のまま放熱させる第2工程と、次に前記原料融液を前記落下チューブ内の真空中又は所定のガス中を落下させながら、補助加熱手段により原料融液の表面部を加熱する第3工程と、次に前記原料融液を前記落下チューブ内の真空中又は所定のガス中を落下させながら冷却して原料融液の表面張力の作用で球状体に凝固させる第4工程と、次に前記球状体を前記落下チューブの下端に臨む冷却液槽の冷却液内に収容する第5工程と、を備えたことを特徴とする無機材料製の球状体の製造方法。
IPC (3):
B01J 2/02 ,  C30B 29/06 503 ,  C30B 30/08
FI (3):
B01J 2/02 A ,  C30B 29/06 503 ,  C30B 30/08

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