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J-GLOBAL ID:200903084152626155

耐摩耗性、溶接性に優れた低偏析性パーライト系レールおよびその製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 田村 弘明 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997252542
Publication number (International publication number):1999092867
Application date: Sep. 17, 1997
Publication date: Apr. 06, 1999
Summary:
【要約】【課題】 重荷重鉄道のレールに要求される耐摩耗性、溶接性を向上させ、柱部初析セメンタイト組織の生成を抑制する。【解決手段】 重量%で、C:0.85超〜1.20%、Si:0.10〜1.00%、Mn:0.40〜1.50%、Cr:0.05〜0.50%、V:0.01〜0.20%を含有し、必要に応じて、Mo,Nb,Co,Bの1種または2種以上を含む鋼を、熱間圧延した高温の熱を保有する鋼レール、あるいは熱処理する目的で加熱された高温度の熱を保有する鋼レールの頭部をオーステナイト域温度から、1〜10°C/sec の冷却速度で加速冷却を行い、該鋼レール温度が700〜500°Cに達した時点で加速冷却を停止し、その後放冷することを特徴とする耐摩耗性・溶接性に優れた低偏析性パーライト系レールおよびその製造法。【効果】 本発明レールは、適切な合金添加により、柱部初析セメンタイト組織の生成を抑制し、同時に、溶接継手部の硬度低下を防止する。
Claim (excerpt):
重量%で、C :0.85超〜1.20%、Si:0.10〜1.00%、Mn:0.40〜1.50%、Cr:0.05〜0.50%、V :0.01〜0.20%を含有し、かつ、Si/4+Mn/2+Crの含有率の和が0.5〜1.2%であり、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼レールであって、該鋼レールの頭部コーナー部および頭頂部表面を起点として少なくとも深さ20mmの範囲がパーライト組織を呈し、前記パーライト組織の硬さがHv320以上であり、さらに、該鋼レールの母材と溶接継手部の硬度差がHv30以下であることを特徴とする耐摩耗性、溶接性に優れた低偏析性パーライト系レール。
IPC (4):
C22C 38/00 301 ,  C21D 9/04 ,  C22C 38/24 ,  C22C 38/32
FI (4):
C22C 38/00 301 Z ,  C21D 9/04 A ,  C22C 38/24 ,  C22C 38/32

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