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J-GLOBAL ID:200903084173949485

高耐食性二重金属管の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 穂上 照忠 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991036287
Publication number (International publication number):1993000385
Application date: Mar. 01, 1991
Publication date: Jan. 08, 1993
Summary:
【要約】【目的】管の一方に炭素鋼管あるいは低合金鋼管を、他方に高耐食性金属管を用いて二重金属管を製造するに際し、接合性、強度、靱性、耐食性など、二重金属管全体としての性能の向上を図り、特に接合界面の耐食性に優れた二重金属管とする。【構成】外管1と内管2の接合面の表面粗さをRmax 75μm 以下に調整した後、その接合面に低融点の薄帯状のインサート材3を介在させた状態で管を組み立て(図1(a) )、インサート材3の融点以上に加熱するか、または、そのように加熱して熱間圧延もしくは熱間押出しを行い、外管1と内管2を液相拡散接合し(図1(b) )、炭素鋼管あるいは低合金鋼管側を3〜45°C/sの冷却速度で冷却する。管を組み立てた後、縮径加工を行ったり(図1(c) )、管の両端面をシールして外管と内管の間に存在する空気を除去したり(図1(d) )、あるいはその両方の工程を入れるのが望ましい。
Claim (excerpt):
二重金属管の外管および内管の一方を炭素鋼管あるいは低合金鋼管、他方を高耐食性金属管とし、外管の内表面および内管の外表面をRmax75μm 以下の表面粗さに調整した後、外管の内面側および/または内管の外面側に融点が外管および内管の融点より低い金属あるいは合金からなる薄帯状のインサート材を介在させて外管の中に内管を装入し、インサート材の融点以上に加熱し、または、そのように加熱して熱間圧延もしくは熱間押出しを行い、外管の内面と内管の外面を拡散接合した後、炭素鋼管あるいは低合金鋼管側を3〜45°C/sの冷却速度で冷却することを特徴とする高耐食性二重金属管の製造方法。
IPC (2):
B23K 20/00 310 ,  B21C 37/06

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