Pat
J-GLOBAL ID:200903084267979205
ニトリル配糖体を含有する生薬エキスの制癌活性
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993048524
Publication number (International publication number):1994227998
Application date: Jan. 28, 1993
Publication date: Aug. 16, 1994
Summary:
【要約】【目的】出来るだけ正常細胞に損傷を与えないで選択的に癌細胞だけを破壊出来る副作用の少ない生薬製剤の開発を目的とする。【構成】本発明者は生薬中の制癌剤の成分について鋭意研究を重ねた結果、桃仁、杏仁、苦扁桃、バクチ葉、ビワ種子、未成熟梅実中のニトリル配糖体が主たる制癌成分と考えた。ニトリル配糖体は体内で加水分解され青酸を生じる。この青酸が癌細胞を破壊すると考えたが同時に、正常細胞についても損傷を与えることから、これらのニトリル配糖体を純粋物質として取り出すよりも粗物質として抽出する方が、細胞毒としてもおだやかに作用すると考え混合物として抽出した。これらのエキス物について癌細胞を用いて制癌活性を調べた結果、供試した全ての生薬エキス物が顕著な制癌活性を示した。又、食欲不振や白血球の減少等の副作用は全く示さなかった。
Claim (excerpt):
〔請求項1〕アミグダリンやプルナシン等のニトリル配糖体を含有する杏仁、桃仁、苦扁桃、バクチ葉、ビワ種子、未成熟梅実等の生薬エキスを用いて癌細胞を抑制ないし破壊することを特徴とする。
Return to Previous Page