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J-GLOBAL ID:200903084500957322

甘梅の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 佐々木 實
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995319725
Publication number (International publication number):1997131159
Application date: Nov. 13, 1995
Publication date: May. 20, 1997
Summary:
【要約】【課題】 我が国固有の食品として知られる梅干しの素材である梅果実の加工方法に関し、特に、果実のままでの利用範囲の狭い梅を、高級菓子としての分野に属す高品質の甘梅に効率的に製造可能とする新規な製造方法を提供する。【解決手段】 約72時間に渡って完熟梅を約4%濃度の塩水で低温、保管する塩蔵処理をして水切り後、約2週間前後に渡る濃縮処理のための浸漬期間中、毎日少なくとも40°Cで10時間、そして、3〜4日に1度は、90〜100°Cに加熱、殺菌処理して醗酵を押さえながら、砂糖1、水0.4の重量混合比の砂糖溶液中で糖度を62以上になるようにする甘梅の製造方法である。
Claim (excerpt):
傷や腐敗箇所のない選果された完熟梅を、約4%濃度の塩水中で約72時間程度の間、1〜10°Cの範囲で低温保管して塩蔵処理した後、水切りを行い、砂糖1に対して水0.4の重量比混合割合として溶融し、90〜100°Cに加熱した砂糖溶液中に埋没状とした上、以降、完熟梅を砂糖溶液中に浸漬状としたまま、約10〜15日間程度の間、砂糖溶液温度を、毎日、少なくとも10時間は40°C以上に保持して砂糖溶液濃度を高める濃縮処理を継続する一方、この浸漬期間中に、所定期間毎に60〜80°Cに加温して発酵を押さえる殺菌処理を併用すると共に、必要に応じ、均質な砂糖溶液の浸透を促す数次の交ぜ返し処理を実施することによって、完熟梅の糖度が62以上で型崩れのない甘梅に仕上げるようにした甘梅の製造方法。
IPC (2):
A23B 7/08 ,  A23L 1/212
FI (2):
A23B 7/08 ,  A23L 1/212 D
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開昭49-133544
  • 特開昭57-002633

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