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J-GLOBAL ID:200903084692728283

ラノリン脂肪酸類の分離法及びそれらを用いた化粧料及び外用薬

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青山 葆 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992316845
Publication number (International publication number):1994234994
Application date: Nov. 26, 1992
Publication date: Aug. 23, 1994
Summary:
【要約】【目的】 ラノリン脂肪酸の獣臭と色の濃さを改良し、構成成分であるヒドロキシ脂肪酸と非ヒドロキシ脂肪酸とを分離する工業的方法を提供し、得られた脂肪酸成分の化粧料及び外用薬としての用途を提供することにある。【構成】 本発明の分離法では、ラノリン脂肪酸類をホウ酸処理して、これに含有されるヒドロキシ脂肪酸成分をホウ酸エステルとし、次いで減圧蒸留してヒドロキシ脂肪酸のホウ酸エステル成分と非ヒドロキシ脂肪酸成分とを分離精製する。更に、上記ホウ酸エステル成分を加水分解し、次いで減圧蒸留して、α-ヒドロキシ脂肪酸成分及びω-ヒドロキシ脂肪酸成分を得る。本発明の化粧料及び外用薬は、こうして得られた非ヒドロキシ脂肪酸成分、α-ヒドロキシ脂肪酸成分及び/又はω-ヒドロキシ脂肪酸成分を有効成分として含有する。【効果】 本発明によれば、容易に効率よく淡色でほぼ無臭の所望ラノリン脂肪酸製品を工業的規模で得られ、これらは医薬品や化粧品の分野等で有効利用できる。
Claim (excerpt):
ラノリン脂肪酸及びラノリン脂肪酸の炭素数1〜4の低級アルコールのエステルから選ばれる1種又は2種以上のラノリン脂肪酸類をホウ酸処理して該ラノリン脂肪酸類中に含有されるヒドロキシ脂肪酸成分をホウ酸エステルとし、次いで減圧蒸留して上記ヒドロキシ脂肪酸のホウ酸エステル成分と非ヒドロキシ脂肪酸成分とを分離、精製することを特徴とするラノリン脂肪酸類の分離法。
IPC (9):
C11C 1/10 ,  A61K 7/00 ,  A61K 7/02 ,  A61K 7/021 ,  A61K 7/06 ,  A61K 7/48 ,  A61K 31/20 ADA ,  A61K 31/23 ,  C11B 11/00
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
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