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J-GLOBAL ID:200903085172184414

車軸用軸受装置の軸受隙間測定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 江原 省吾 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993269362
Publication number (International publication number):1995119738
Application date: Oct. 28, 1993
Publication date: May. 09, 1995
Summary:
【要約】【目的】 車軸用軸受装置の信頼性向上【構成】 内輪3の圧入が一旦止められた状態では、内輪3の小径端面と車軸2の肩部2b間には所定の間隔Sがあり、また、軸受アキシャル隙間は正である(図a)。つぎに、この状態で、軸方向エアー通路2hの一端から一定圧に設定された圧縮エアーAを供給し、間隔Sから外部に噴出させる(図3b)。間隔Sの大きさと圧縮エアーAの背圧、流量、流速とは比例関係にあるので、これらを検出手段20によって検出することにより、間隔Sの大きさを求めることができる。さらに、外輪1の軸方向の振れから軸受アキシャル隙間Δa’を測定する(図3c)。その後、圧入治具11を用いて、内輪3を車軸2の肩部2bに当接するまで圧入する。以上により、Δa=Δa’-Sから負の軸受アキシャル隙間Δaを求めることができる。
Claim (excerpt):
外周にフランジを周設し、内周に複列の転走面を設けた外輪と、外輪の転走面のうち一方に対向する転走面を外周に設けた内輪と、外輪の転走面のうち他方に対向する転走面、および、内輪を圧入する圧入部を肩部を介して外周に連設した車軸と、外輪と内輪および車軸との間に介在する複列のボールとを有する車軸用軸受装置の軸受隙間を測定する方法であって、肩部近傍にて外部に開口したエアー通路を車軸に形成し、内輪を車軸の圧入部に圧入するに際し、軸受アキシャル隙間が正の状態で圧入を一旦止め、この状態における車軸の肩部とこれに対向する内輪の端面との間の間隔(S)を、上記エアー通路を介して間隔(S)から噴出させた圧縮エアーの背圧、流量又は流速などの検出値から求めると共に、この状態における軸受アキシャル隙間(Δa’)を測定し、その後、内輪を車軸の肩部に当接するまで圧入することにより、Δa=Δa’-Sから負の軸受アキシャル隙間(Δa)を求めることを特徴する車軸用軸受装置の軸受隙間測定方法。
IPC (2):
F16C 19/08 ,  F16C 35/063

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