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J-GLOBAL ID:200903085298585937

4-ヒドロキシブチルアクリレートの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 長谷川 曉司
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993272333
Publication number (International publication number):1995126214
Application date: Oct. 29, 1993
Publication date: May. 16, 1995
Summary:
【要約】【目的】 アクリル酸と1,4-ブタンジオールとをエステル化反応させて得られた反応混合物より1,4-ブタンジオールジアクリレートを高い抽出率で選択的に抽出分離でき、工程で処理すべき液量を少なくした、工業的に有利な4-ヒドロキシブチルアクリレートの製造方法を提供する。【構成】 アクリル酸と1,4-ブタンジオールとをエステル化反応させて得られた反応混合物に特定量の水抽剤と炭化水素抽剤とを混合し、1,4-ブタンジオールジアクリレートを炭化水素抽出液相に、4-ヒドロキシブチルアクリレートと未反応1,4-ブタンジオールを水抽残液相に抽出分離し、水抽残液より4-ヒドロキシブチルアクリレートを回収する。
Claim (excerpt):
アクリル酸とアクリル酸に対し1〜2モル倍の1,4-ブタンジオールとを、酸性触媒および炭化水素溶媒の存在下、エステル化反応に伴って生成する水を留去させつゝ、炭化水素溶媒の還流下で反応させて反応混合物を得る第一工程、この第一工程で得られた反応混合物に、水抽剤と炭化水素抽剤とを混合し、主として1,4-ブタンジオールジアクリレートを含有する炭化水素抽出液相および主として4-ヒドロキシブチルアクリレートと未反応1,4-ブタンジオールとを含有する水抽残液相の2液相を形成させて、1,4-ブタンジオールジアクリレートを抽出分離した水抽残液を得る第二工程、および、この第二工程で得られた水抽残液から4-ヒドロキシブチルアクリレートを回収する第三工程、の各工程からなる4-ヒドロキシブチルアクリレートの製造方法において、前記第二工程において反応混合物に混合する水抽剤および炭化水素抽剤の量を、各々次の範囲とすることを特徴とする4-ヒドロキシブチルアクリレートの製造方法。水抽剤 :炭化水素溶媒を除く反応混合物の重量に対し0.4〜2.5重量倍炭化水素抽剤:反応混合物中に存在するアクリロイル基のアクリル酸換算重量に対し2〜20重量倍(但し、反応混合物中に存在する炭化水素溶媒は、混合した炭化水素抽剤と見做す。)
IPC (4):
C07C 69/54 ,  C07C 67/08 ,  C07C 67/58 ,  C07B 61/00 300

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