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J-GLOBAL ID:200903085339075515

製紙スラッジを利用した軽質炭酸カルシウムおよびその製法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 多田 公子 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998360983
Publication number (International publication number):2000178024
Application date: Dec. 18, 1998
Publication date: Jun. 27, 2000
Summary:
【要約】【課題】古紙リサイクル工程で廃棄物として排出される製紙スラッジを利用して、白色度、不透明度が高く、低摩耗性のPCCを提供する。【解決手段】古紙リサイクル工程において脱パルプ、脱墨後に得られる製紙スラッジを熱処理する。この熱処理を特定の条件で行い或いは熱処理後分級することにより高硬度或いは粒子径の大きな粒子を除去した焼成物を得る。これを水酸化カルシウム含有水性懸濁液中に混合し、常温よりも高い温度で熟成する。次いで水性懸濁液に二酸化炭素または二酸化炭素含有ガスを通して炭酸化し、軽質炭酸カルシウムを製造する。炭酸化に先立って所定の熟成工程を経ることにより嵩高く、不透明度の高い軽質炭酸カルシウムが得られる。この炭酸カルシウムを填料或いは顔料として用いた紙は、通常の炭酸カルシウムを用いた紙に劣らない性能を有する。
Claim (excerpt):
古紙リサイクル工程において脱パルプ、脱墨後に得られる製紙スラッジを熱処理する熱処理工程と、前記熱処理工程で得られた焼成物を、水酸化カルシウム含有水性懸濁液中に混合し、常温よりも高い温度で熟成する熟成工程と、前記水性懸濁液に二酸化炭素または二酸化炭素含有ガスを通す炭酸化工程とを含むことを特徴とする軽質炭酸カルシウムの製造方法。
IPC (3):
C01F 11/18 ,  C02F 11/00 ,  D21H 19/38
FI (3):
C01F 11/18 C ,  C02F 11/00 M ,  D21H 19/38
F-Term (32):
4D059AA30 ,  4D059BB02 ,  4D059BB13 ,  4D059BB14 ,  4D059BK11 ,  4D059CC07 ,  4D059DA05 ,  4D059DA37 ,  4D059EB16 ,  4G076AA16 ,  4G076AB06 ,  4G076AB28 ,  4G076AC01 ,  4G076AC04 ,  4G076BA34 ,  4G076BA42 ,  4G076BA45 ,  4G076BD02 ,  4G076CA22 ,  4G076DA02 ,  4L055AG12 ,  4L055AG47 ,  4L055AG63 ,  4L055AG76 ,  4L055AH01 ,  4L055AH02 ,  4L055AJ04 ,  4L055BG04 ,  4L055EA20 ,  4L055EA24 ,  4L055FA12 ,  4L055GA19
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

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