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J-GLOBAL ID:200903085567286470

ポリマーの生体接着特性を増強するための方法および組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山本 秀策
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997527025
Publication number (International publication number):2000504329
Application date: Jan. 24, 1997
Publication date: Apr. 11, 2000
Summary:
【要約】薬物送達デバイスにおいて使用されるポリマーの生体接着特性を増強するための方法および組成物が提供される。ポリマーの生体接着特性は、ポリマー中へ金属化合物を取り込ませて、ポリマーの組織表面(例えば、粘膜)へ接着する能力を増強することにより増強される。ポリマーの生体接着特性を増強する金属化合物は、水不溶性金属酸化物(カルシウム、鉄、銅、および亜鉛の酸化物を含む)のような、水不溶性金属化合物を含む。金属化合物は、広範囲のポリマー(タンパク質、多糖、および合成生体適合性ポリマーを含む)内に取り込まれ得る。1つの実施態様において、金属酸化物は、薬物または診断剤を含有する薬物送達デバイス(例えば、マイクロスフェア)を形成またはコーティングするために使用されるポリマー内に取り込まれ得る。金属酸化物は、粒子の微細な分散物の形態で、デバイスをコーティングまたは形成するポリマーの表面上に提供され得、これは粘膜へ結合するデバイスの能力を増強する。ポリマー(例えば、マイクロスフェアの形態にある)は、粘膜へ接着する改善された能力を有し、従って、任意の一定の範囲の粘膜表面(胃腸管、気道、排泄管、および生殖管の粘膜表面を含む)を介して薬物または診断剤を送達するために使用され得る。
Claim (excerpt):
線形、疎水性、生分解性ポリマーの生体接着性を改善するための方法であって、 該ポリマー中に水不溶性金属化合物を取り込ませ、これにより粘膜へ接着する該ポリマーの能力を増強する工程 を包含する、方法。
IPC (3):
A61K 9/16 ,  A61K 9/50 ,  A61K 47/02
FI (3):
A61K 9/16 ,  A61K 9/50 ,  A61K 47/02
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
  • 特開平2-009813
  • 特開昭56-051411
  • 特開平3-090035
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