Pat
J-GLOBAL ID:200903085739773742
構造物の損傷部位検出装置、及び構造物の損傷部位検出方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (4):
志賀 正武
, 高橋 詔男
, 渡邊 隆
, 青山 正和
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003057037
Publication number (International publication number):2004264235
Application date: Mar. 04, 2003
Publication date: Sep. 24, 2004
Summary:
【課題】本発明は、構造物の各層毎で準部材レベルまでの損傷検出を可能とする、構造物の損傷部位検出装置、及び構造物の損傷検出方法を提供する。【解決手段】構造物7の各層の所定位置に、計測装置3に備えられたセンサ3aを設置する。計測装置3を用いて、構造物7の各層の振動情報10を測定し、損傷部位検出装置本体2に備えられた記憶装置4のデータ領域4aに格納する。損傷部位検出装置本体2により、振動情報10、及びプログラム領域4bに格納された第1の算定式を用いて演算装置5で演算処理を行い、構造物7の各層における柱8及び梁9各々の剛度を推定する。構造物7に損傷を与えるような事象の後に、再度構造物7の各層における柱8及び梁9の剛度を推定する。構造物7に損傷を与えるような事象の前後における各層の柱8と梁9の剛度に係る推定値から、各層の柱8と梁9各々の剛度の低減率を算定する。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
振動情報を用いて構造物の損傷部位を検知する構造物の損傷部位検出装置であって、
構造物の各層に基礎加速度を入力するとともに、基礎加速度を与えることにより各層より出力される応答絶対加速度を検知する計測装置と、
該計測装置により得られた基礎加速度及び各層の応答絶対加速度を振動情報として格納するデータ領域、また、該データ領域に格納された振動情報を用いて構造物の剛度を推定する第1の算定式、及び第1の算定式より得られた構造物の剛度の推定値から、構造物に損傷を与える事象の前後での差異を検出する第2の算定式が格納されるプログラム領域を備える記憶装置、
該記憶装置のデータ領域に格納されたデータと、プログラム領域に格納された算定式とを用いて演算処理を行う記憶装置、
及び該記憶装置より得られる演算処理結果を出力する出力装置を備える損傷部位検出装置本体により構成され、
前記プログラム領域に格納された第1の算定式には、構造物の剛度を推定する際の未知パラメタに各層の柱及び梁の剛度を設定し、前記計測装置より得られた振動情報を用いて構造物のモーダルパラメタを推定するシステム同定手法におけるパラメタ推定法を利用して、該柱及び梁に係る剛度を推定する演算式が格納されていることを特徴とする構造物の損傷部位検出装置。
IPC (2):
FI (2):
F-Term (8):
2G024AD01
, 2G024AD17
, 2G024BA21
, 2G024CA04
, 2G024CA23
, 2G024DA11
, 2G024EA01
, 2G024FA06
Patent cited by the Patent:
Article cited by the Patent:
Return to Previous Page