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J-GLOBAL ID：200903085835276350

変異型チトクロムc3 及び変異型チトクロムc3 を有する細菌

Inventor： 大村 友章
Applicant, Patent owner： 三菱重工業株式会社
Agent (1)： 萩原 亮一 (外2名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1998104667
Publication number (International publication number)：1999290081
Application date： Apr. 15, 1998
Publication date： Oct. 26, 1999
Summary：

【要約】【課題】 硫酸還元菌に由来し、遺伝子操作により構造変化したことにより生物体内の酸化還元反応の電子移動を司るヘムタンパク質の電子移動速度が向上した変異型チトクロムc3 及び該変異型チトクロムc3 を組み込まれた硫酸還元菌及び光合成細菌を提供する。ヘムタンパク質の電子移動速度の向上は、細胞内での酸化還元反応速度を向上するので、有用物質合成や有害物質の分解等への利用が期待できる。【解決手段】 硫酸還元菌由来のチトクロムc3 のヘム3周辺にありヘムタンパク質の電子移動速度を制御する特定のアミノ酸構造部分において、該特定のアミノ酸構造部分がヘムを覆う度合いを低下させるように、遺伝子操作によりアミノ酸構造を変化させる。具体的にはチトクロムc3 のヒスチジン70をメチオニン70に置換した、あるいはリジン75をグリシン75に置換した変異チトクロムc3 。前記変異チトクロムc3 を組み込まれてなる硫酸還元菌及び前記変異チトクロムc3 を形質転換により組み込まれてなる光合成細菌 FERM P-16241。

Claim (excerpt)：

ヘム3周辺にありヘムタンパク質の電子移動速度を制御する特定のアミノ酸構造部分がヘム3を覆う度合いを低下させるように遺伝子操作により構造変化された変異型チトクロムc3 。

IPC (4)：

C12N 15/09 ZNA ,  C07K 14/80 ,  C12N 1/21 ,  C12R 1:01

FI (3)：

C12N 15/00 ZNA A ,  C07K 14/80 ,  C12N 1/21