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J-GLOBAL ID:200903085935671303
データ処理装置および方法、情報記憶媒体
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
若林 忠
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997143955
Publication number (International publication number):1998334129
Application date: Jun. 02, 1997
Publication date: Dec. 18, 1998
Summary:
【要約】【課題】 大規模な回路の動作を高速にシミュレーションできるようにする。【解決手段】 回路の記述データを分割した部分回路の記述データに方程式生成手段14により陰的積分公式とニュートン反復法とを適用して線形連立方程式を生成し、この線形連立方程式の縁取ブロック対角化された係数行列の複数のブロックの各々を複数のブロックILU手段15で並列にILU分解する。この並列処理により個々に発生した複数のフィルインを複数のフィルイン加算手段16で係数行列の結合部分に並列に加算し、複数のフィルインが加算された結合部分の複数の行集合の各々を行集合ILU手段17で並列にILU分解する。ニュートン方程式の求解を並列処理することができ、この並列処理の結果に対して逐次実行する処理が存在しないので、複数のプロセッサによる並列処理の個数を増加させて処理時間を短縮することができる。
Claim (excerpt):
電子回路の記述データの入力を受け付けるデータ入力手段と、入力された電子回路の記述データを分割して部分回路の記述データを生成するデータ分割手段と、部分回路の記述データに対して次段のタイムポイントを決定するポイント決定手段と、次段のタイムポイントが決定された部分回路の記述データに陰的積分公式とニュートン反復法とを適用して線形連立方程式を生成する方程式生成手段と、生成された線形連立方程式の縁取ブロック対角化された係数行列の複数のブロックの各々を並列にILU(Incomplete Lower/Upper factorization)分解する複数のブロックILU手段と、並列な複数のブロックのILU分解により個々に発生した複数のフィルインを係数行列の結合部分に並列に加算する複数のフィルイン加算手段と、複数のフィルインが加算された結合部分の複数の行集合の各々を並列にILU分解する行集合ILU手段と、前記方程式生成手段と前記ブロックILU手段と前記フィルイン加算手段と前記行集合ILU手段との動作を解答が収束するまで反復させる解答収束手段と、前記ポイント決定手段と前記方程式生成手段と前記ブロックILU手段と前記フィルイン加算手段と前記行集合ILU手段と前記解答収束手段との動作をタイムポイントが事前に設定された最終時間に到達するまで繰り返させる動作繰返手段と、複数のタイムポイントでの解答をデータ出力する結果出力手段と、を具備していることを特徴とするデータ処理装置。
IPC (2):
FI (2):
G06F 15/60 662 G
, G06F 15/324
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