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J-GLOBAL ID：200903085981431740

一方向凝固組織を有する鋳造体の製造方法および装置

Inventor： 谷口 兼一 ,  佐々木 順一
Applicant, Patent owner： 三菱マテリアル株式会社
Agent (1)： 富田 和夫 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2001076208
Publication number (International publication number)：2002273561
Application date： Mar. 16, 2001
Publication date： Sep. 25, 2002
Summary：

【要約】【課題】 全体に均一な一方向凝固組織を有する鋳造体の製造方法およびその装置を提供する。【解決手段】底部に貫通穴8を設けた鋳型33を用意し、さらに貫通穴8と同等またはそれ以下の径を有するスライド穴6を有するスライド板7を用意し、スライド板7を鋳型33の底部に設けられたスライド通路9に12挿通して貫通穴8を塞ぎ、かかる構造の鋳型33を冷媒を流して冷却しているチルプレート1の上に載せ、次いで鋳型33の中に原料を装入し、上部ヒータ4に通電して原料を加熱溶解し、原料が完全に溶解した後、スライド穴6が貫通穴8と同心円状に重なるようにスライド板7を移動させて溶湯12をチルプレート1に接触させ、チルプレート1の冷却により溶湯12を鋳型の底部から冷却し、一方、上部ヒータ4に対する通電量を段階的または連続的に減少させる。

Claim (excerpt)：

鋳型の中で原料を加熱溶解した後、鋳型内の溶湯を下方から上方に向かって順次凝固させる一方向凝固組織を有する鋳造体の製造方法において、溶解後の鋳型内溶湯をチルプレートに直接接触させることを特徴とする一方向凝固組織を有する鋳造体の製造方法。