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J-GLOBAL ID:200903086089874154
温室の環境制御方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
西脇 民雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994239825
Publication number (International publication number):1996103173
Application date: Oct. 04, 1994
Publication date: Apr. 23, 1996
Summary:
【要約】【目的】 最小のエネルギにより温室内の環境を整えることを可能にする温室の環境制御方法を提供する。【構成】 コンピュータ2は、温室1に設置されたパッド装置11、サイドカーテン装置12、遮光カーテン装置13、補光ランプ装置14、循環ファン装置15、換気ファン装置16、天窓装置17、冷房装置18、暖房装置19のそれぞれの特性を把握し、かつ、温室1のエネルギモデルを基本として、これらの装置11〜19を制御する。
Claim (excerpt):
太陽光を遮光する遮光カーテン装置と、室内を保温する保温カーテン装置と、空気を排気する天窓装置と、空気を強制的に排気する換気装置と、室内の温度を調整する冷房装置および暖房装置とを少なくとも1つ備える温室の環境を制御する温室の環境制御方法において、温室内の光強度を制御するかどうかを判断し、光強度を制御するとき、遮光カーテン装置を制御して、あらかじめ設定された光強度に温室内を保ち、温室内の温度を制御するかどうかを判断し、温度を制御する場合に温室を冷房するとき、温室に入射する太陽光のエネルギと温室内の機器の発熱と温室の壁面での熱貫流とから、温室に流入する熱エネルギ量を算出し、温室内外の空気の温度およびエンタルピから、天窓装置および換気装置の換気による熱エネルギの換気能力を算出し、温室に流入する熱エネルギと天窓装置の換気能力とに基づいて天窓装置を動作させ、天窓装置による冷房が不足のときに換気装置を動かし、換気装置による冷房が不足のときに冷房装置を動かし、温度を制御する場合に温室を暖房するとき、太陽光の光強度を測定し、測定した光強度が低くなったときに保温カーテン装置を動かして温室を保温状態にし、保温カーテン装置による暖房が不足のとき、温室に流入する熱エネルギ量から必要な熱エネルギを算出して暖房装置を動かし、温室内の湿度を制御するかどうかを判断し、湿度を制御するとき、温室内外の空気の絶対湿度およびエンタルピから換気で排出される空気中の水分の量と熱エネルギの損失とを算出し、この算出結果に基づいて換気装置を動かすことを特徴とする温室の環境制御方法。
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