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J-GLOBAL ID:200903086373264668
高圧噴射攪拌杭工法およびその装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996123886
Publication number (International publication number):1997279566
Application date: Apr. 10, 1996
Publication date: Oct. 28, 1997
Summary:
【要約】【目的】この発明は、高圧液と圧縮空気により噴射ノズルから噴射して、所定造成範囲の地盤の土砂を切削して固結造成する高圧噴射攪拌杭工法に関し、各作業工程を連続して実施できる噴射注入装置の使用により、土砂の切削工程とセメント系固化材液の攪拌工程を分離して実施することにより、効率的で経済性の良い高圧噴射攪拌杭の造成を行うことを目的とする。【構成】この発明は、複数の噴射ノズルと逆止弁及び切り替え弁を内蔵する噴射注入装置により、削孔と切削混合及び攪拌混合の各工程を連続して実施することにより施工性の改善を図り、また大口径杭の造成により施工効率を改善するとともに、セメント系固化材量を造成杭径と改良強度に応じて設定することによって無駄を無くし、或いは工程を分割することによって排出するスライムの再利用を行い、産業廃棄物の減量化を可能とすることを特徴とする。
Claim (excerpt):
三重構造の注入管と、該注入管の先端に噴射注入装置を取り付け、注入管の頂部にある注入管スイベルを介して、前記注入管の内管流路に高圧液と中管流路には圧縮空気を送り、且つ外管流路には注入材液を送り、前記噴射注入装置にある高圧ノズルと空気ノズルの組み合わせからなる噴射ノズルから、高圧液と圧縮空気を同時に噴射して、所定造成範囲の土砂を切削すると同時に、前記噴射注入装置の噴射ノズルの下方にある注入ノズルから注入材液を噴射し、所定造成範囲の土砂と注入材液を混合する高圧噴射攪拌杭工法であって、予め前記注入管の外管流路から削孔水を送りながら、前記噴射注入装置を所定造成開始位置まで削孔した後、前記注入管スイベルを介して内管流路に高圧液と中管流路には圧縮空気を送り、前記噴射注入装置の噴射ノズルから噴射して所定造成範囲の土砂を切削すると同時に、前記注入管の外管流路に注入材液を送り、噴射注入装置の噴射ノズルの下方にある注入ノズルから噴射しながら、前記注入管を所定の回転数と噴射時間により回転引き上げて、所定造成範囲の土砂と噴射注入される注入材液で混合して、所定造成範囲を円柱状の切削混合体に造成して切削混合域とする第一工程と、前記第一工程に連続して、再度噴射注入装置を所定造成開始位置まで挿入或いは注入管の外管流路に削孔水を送りながら削孔し、前記注入管スイベルを介して内管流路に高圧液と中管流路には圧縮空気を送り、前記噴射注入装置の噴射ノズルから噴射して切削混合域にある切削混合体を攪拌すると同時に、前記注入管の外管流路に注入材液を送り、前記噴射注入装置の噴射ノズルの下方にある注入ノズルから噴射しながら、前記注入管を所定の回転数と噴射時間により回転引き上げて、切削混合域の切削混合体と噴射注入される注入材液で攪拌して、切削混合域を円柱状の攪拌混合体に造成して攪拌混合域とする第二工程に分割し、所定造成範囲を円柱状に固結造成することを特徴とする高圧噴射攪拌杭工法。
IPC (2):
E02D 3/12 101
, E02D 5/46
FI (2):
E02D 3/12 101
, E02D 5/46
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