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J-GLOBAL ID:200903086395974502
固体電解質型燃料電池およびその製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
三好 秀和 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995264365
Publication number (International publication number):1997106821
Application date: Oct. 12, 1995
Publication date: Apr. 22, 1997
Summary:
【要約】【課題】 燃料極の成膜をニッケル粉末とYSZ粉末の混合溶射,YSZをニッケル被覆した複合粉の溶射の何れによる場合も、得られた燃料極はニッケル粒子同士の接触部が多いため運転時の高温により焼結が進行して通気孔や三相界面が減少し、電池の発電性能が経時的に劣化する。【解決手段】 固体電解質膜および燃料極の成膜後、微粉状の固定化剤(固体電解質の構成元素であり燃料極とも共通するZr,Y,Mg,Caまたはそれらの酸化物)を含むスラリーを燃料極の表面から含浸させ、燃料極の構成粒子の表面および固体電解質との接合面の隙間に付着被覆させたのち乾燥および焼成を行なう。固定化剤のスラリーに替えて、その金属塩溶液でもよい。固定化剤は燃料極を構成するNi粒子の表面に付着してNi同士の直接接触を妨げ、稼動時の高温による焼結の進行を抑制する。更に、固体電解質膜に通気孔がある場合は、その内部にも含浸充填して膜を緻密化する。そしてこれらの作用の結果として、電池の発電性能の経時的劣化が防止される。
Claim (excerpt):
固体電解質の膜を挾んでその一方の面に空気極,他の一方の面には燃料極が積層され、空気極側に空気を、燃料極側に水素を含む燃料ガスを供給して発電する構成の固体電解質型燃料電池において、固定化剤を燃料極の表面から固体電解質側に含浸させ、燃料極の構成粒子の表面および固体電解質との接合面の隙間に付着被覆させたのち乾燥および焼成を行なうことを特徴とする、固体電解質型燃料電池の製造方法。
IPC (3):
H01M 8/02
, H01M 4/88
, H01M 8/12
FI (3):
H01M 8/02 E
, H01M 4/88 T
, H01M 8/12
Patent cited by the Patent: