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J-GLOBAL ID:200903086475052126
制限発現レンチウイルス性ベクターに関連する方法及び組成物並びにその応用
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (2):
五十嵐 和壽
, 佐田 守雄
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2003532630
Publication number (International publication number):2005504539
Application date: Sep. 30, 2002
Publication date: Feb. 17, 2005
Summary:
本発明は、特にヒト血球前駆体細胞とその他の血液細胞誘導体においてヒトの遺伝子治療用の形質導入遺伝子を発現させる上で安全で、効率が高く、非常に強力なHIV誘導レチノベクタを提供する。このレンチウイルス・ベクターは細胞タイプ及び組織に固有な発現を促進する作用を有するプロモータを含んでいる。さらに、アクチベータ、エンハンサ、そしてレプレッサによる制御に敏感に反応するプロモータが提供される。これらのベクターは生物学的安全性のために自己不活性化構造を有している。これらのベクターはウッドチャック肝炎ウイルス後転写性規制要素などの追加的転写増強要素を含むこともでき、その場合でも特異性やプロモータによる制御に影響は及ばない。これらのベクターは従って遺伝的、及び後天性リンパ血液不全などの遺伝子治療、特に血液に関係した癌などの癌治療、そして、ヒトHSCのレンチベクタ媒介修飾を介しての造血の研究などのための有効な手段を提供する。
Claim (excerpt):
遺伝子組み換え体レンチウイルス性ベクターにおいて、
(a) レンチウイルス性gag、pol及びrev遺伝子と、
(b) ヒトの細胞内の形質導入遺伝子の検出可能な転写を促進する活性を有するプロモータの制御下に置かれる形質導入遺伝子を含む発現カセットと、そして
(c) 上記発現カセットの上流に配置される中央ポリプリン・トラクト(cPPT)と
を含有している遺伝子組み換え体レンチウイルス性ベクター。
IPC (5):
C12N15/09
, A01K67/02
, A61K35/76
, A61K48/00
, C12N5/06
FI (6):
C12N15/00 A
, A01K67/02
, A61K35/76
, A61K48/00
, C12N5/00 E
, A61K37/12
F-Term (26):
4B024AA01
, 4B024BA35
, 4B024CA02
, 4B024DA03
, 4B024EA02
, 4B024FA02
, 4B024FA06
, 4B024FA10
, 4B024HA17
, 4B065AA93X
, 4B065AA97Y
, 4B065AB01
, 4B065BA02
, 4B065CA24
, 4B065CA44
, 4C084AA13
, 4C084BA44
, 4C084DA40
, 4C084ZB022
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087AA03
, 4C087BC83
, 4C087CA12
, 4C087NA10
, 4C087ZB02
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
-
Blood, 2000, Vol.96, No.10, p.3392-3398
-
Mol. Cell. Biol., 1997, Vol.17, No.4, p.2279-2290
-
Gene Therapy, 200102, Vol.8, p.190-198
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