Pat
J-GLOBAL ID:200903086649330899
弾性表面波フィルタ装置
Inventor:
,
,
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
杉村 暁秀 (外5名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993072059
Publication number (International publication number):1994283963
Application date: Mar. 30, 1993
Publication date: Oct. 07, 1994
Summary:
【要約】【目的】 サイドロープ特性に優れると共に、良好な位相特性及びノイズレベルの弾性表面波フィルタ装置を提供する。【構成】 圧電性基板(1)上に複数個のフィルタ段を形成し、各フィルタ段を構成する各変換器を、各フィルタ段の弾性表面波の伝播軸線(l1,l2)が互いに平行になると共に弾性表面波の伝播方向が互いに一致するように配置する。また、前段の受信側変換器と後段の送信側変換器とが弾性表面波の伝播軸線と直交する軸線上に配置する。このような配置形態を採用することにより、前段の送信側変換器と後段の受信側変換器との間の距離を大きく設定でき、隣接するフィルタ段の変換器間の電磁結合の発生を十分に防止することができる。この結果、サイドロープ特性に優れると共に良好な位相特性及び低いノイズレベルの弾性表面波フィルタ装置を実現することができる。
Claim (excerpt):
圧電性基板と、この圧電性基板上に形成され、相互に直列接続したN個(Nは2以上の整数)のフィルタ段とを具え、各フィルタ段が、インタディジタル型の送信側変換器及びインタディジタル型の受信側変換器をそれぞれ有し、これら送信側及び受信側変換器を、各フィルタ段における弾性表面波の伝播軸線が互いに平行になると共に弾性表面波の伝播方向が互いに一致するように配置し、各フィルタ段の各送信側変換器が、λを基本弾性表面波の伝播波長とした場合に、λのピッチで周期的に形成した複数の電極指を有する正電極と、同様にλのピッチで周期的に形成した複数の電極指を有し、各電極指が正電極の電極指とλ/2の中心間距離を以てそれぞれ位置する負電極と、前記正電極の電極指と負電極の電極指との間に配置した複数の電極指を有し、各電極指が、隣接する正電極の電極指と負電極の電極指との間の中間位置から弾性表面波の伝播方向と反対側に偏位するよるように配置した浮き電極とをそれぞれ有し、各フィルタ段の各受信側変換器が、λのピッチで周期的に形成した複数の電極指を有する正電極と、同様にλのピッチで周期的に形成した複数の電極指を有し、各電極指が正電極の電極指とλ/2の中心間距離を以てそれぞれ位置する負電極と、前記正電極の電極指と負電極の電極指との間に配置した複数の電極指を有し、各電極指が、隣接する正電極の電極指と負電極の電極指との間の中間位置から弾性表面波の伝播方向に偏位するように配置した浮き電極とをそれぞれ有し、前段のフィルタ段の受信側変換器と後段のフィルタ段の送信側変換器とを、前記弾性表面波の伝播軸線とほぼ直交する軸線上に配置したことを特徴とする弾性表面波フィルタ装置。
IPC (2):
Return to Previous Page