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J-GLOBAL ID:200903086824736933

一体的な太陽エネルギー集中システムを有する屋根

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 奥山 尚男 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1996523717
Publication number (International publication number):1999501391
Application date: Jan. 25, 1996
Publication date: Feb. 02, 1999
Summary:
【要約】本発明は、一体になった太陽エネルギー集中システムを有する屋根に関する。太陽エネルギー集中リフレクタと反射太陽エネルギーコレクタとの組合せが、その他の太陽エネルギー集中部材又はエネルギー転送部材と一緒に使用され、これにより放射太陽エネルギーが、建築物又は屋根付構造体の上の屋根で収集される。1つ又は複数のリフレクタ裏当てパネルがその他の屋根構造部材の中に組込まれ、これにより風雨密な屋根が形成される。このようにして本発明により、放射太陽エネルギーを建築物又は屋根付構造の上面の領域から放射太陽エネルギーを収集する軽量かつ小コストの方法が実現される。
Claim (excerpt):
a)複数の屋根スパン部材を具備し、それぞれの前記屋根スパン部材は、屋根付構造体の第1の直立荷重支持構築部材から該屋根付構造体の第2の直立荷重支持構築部材までスパンし、それぞれの前記屋根スパン部材は隣接の屋根スパン部材又は前記の外壁から分離され、この分離の距離は少なくとも、リフレクタ裏当てパネル又は太陽エネルギー集中リフレクタが前記距離の中に配置されるのに十分な程の長さに定められ、それぞれの前記屋根スパン部材は複数の上部パネル支持点又は複数の下部パネル支持点、あるいは前記上部パネル支持点と前記下部パネル支持点との組合せを有し、前記下部パネル支持点は前記上部パネル支持点から外方かつ下方へ向かって間隔を置いて配置され、それぞれの前記屋根スパン部材は、節b)〜j)に記載の屋根により支持されるすべての部材の重量を支持し、更に、屋根に取付けられている死荷重及び活荷重を支持するように大きさ及び構造を決められ、 b)複数のリフレクタ裏当てパネルを具備し、それぞれのリフレクタ裏当てパネルは凹状で円筒形の180°以内の弧状形状、下部エッジ、上部エッジ、横方向エッジを有し、互いに隣接するリフレクタ裏当てパネルの1つの列の中に配置され少なくとも1つのリフレクタ裏当てパネルに所属する前記横方向エッジのうちの少なくとも1つは、下方位置の前記屋根スパン部材の前記上部パネル支持点に取付けられているか、又は下方位置の前記屋根スパン部材の前記下部パネル支持点に取付けられているか、又は前記上部パネル支持点と前記下部パネル支持点との組合せに取付けられ、それぞれのリフレクタ裏当てパネルは、それぞれ前記リフレクタ裏当てパネルの空に向いている表面が凹状表面であるように配置され、それぞれのリフレクタ裏当てパネルは前記横方向エッジに沿って大きさ及び構造を決められ、1つの前記リフレクタの前記横方向エッジは別の前記リフレクタ裏当てパネルに沿って、下方位置の前記屋根スパン部材の長さにわたり延在して配置され、これにより、互いに隣接する前記リフレクタ裏当てパネルの列が形成され、 c)複数の太陽エネルギー集中リフレクタを具備し、それぞれの前記リフレクタは、放射太陽エネルギーを反射する空に向いている表面を有し、それぞれの前記リフレクタは上部エッジ、下部エッジ、及び横方向エッジを有し、それぞれの前記リフレクタは、下方の前記リフレクタ裏当てパネルの空に向いている表面の最上面に配置され、 d)複数のスパン部材キャップ手段を具備し、それぞれの前記スパン部材キャップ手段は前記屋根スパン部材の上面か、又は前記リフレクタの前記上部エッジか、又は前記リフレクタ裏当てパネルの上部エッジに接続され、それぞれの前記スパン部材キャップ手段は長手方向に前記屋根スパン部材の長さにわたり延在し、そして横方向に前記屋根スパン部材を横切って延在し、それぞれの前記スパン部材キャップ手段は、前記リフレクタ裏当てパネル及び前記屋根スパン部材と共働して風雨密シールを形成するように大きさ及び構造を決められ、 e)複数の端部キャップ手段を具備し、それぞれの前記端部キャップ手段は、前記リフレクタの前記外側横方向エッジから成る群から選択された屋根部材、前記リフレクタ裏当てパネルの前記外側横方向エッジ、前記スパン部材キャップ手段の前記外側エッジ、及び前記外側荷重支持構築部材に接続され、それぞれの前記端部キャップ手段は、前記端部キャップ手段が接続されている前記屋根部材と共働して優美シールを形成するように大きさ及び構造を決められ、 f)複数の風雨密パネルシール手段を具備し、前記パネルシール手段はそれぞれの前記リフレクタ裏当てパネルの前記横方向エッジ、前記上部エッジ、及び前記下部エッジに配置され、更に、それぞれのリフレクタの前記上部エッジ、及び前記下部エッジに配置され、又はそれらの組合せに配置され、 g)複数のコレクタ支持手段を具備し、それぞれの前記コレクタ支持手段は、互いに隣接するリフレクタのそれぞれの列の上方に配置され、それぞれの前記コレク支持手段は複数のコレクタ支持部材を有し、前記コレクタ支持部材は、互いに隣接する前記スパン部材キャップ手段に取付けられているか、又は互いに隣接するスパン部材キャップ手段の下方位置の前記屋根スパン部材に取付けられ、これにより第1の前記屋根スパン部材の上面から第2の前記隣接屋根スパン部材へスパンし、少なくとも2つのコレクタ支持部材が前記第1の屋根スパン部材と前記第2の屋根スパン部材との間に配置され、これにより反射太陽エネルギーコレクタが、下方位置の前記リフレクタから反射太陽エネルギーを収集するために所定の焦点域の中に移動して入ることが可能となり、前記コレクタ支持部材は前記コレクタを支持するように大きさ及び構造を決められ、 h)複数の反射太陽エネルギーコレクタを具備し、それぞれの前記コレクタは長手方向に、互いに隣接するリフレクタの1つの列を横切って延在し、それぞれのコレクタは少なくとも2つの前記コレクタ支持部材に接続され、これにより前記コレクタは前記収集焦点域の中に移動して入ることが可能となり、それぞれの前記コレクタは反射太陽エネルギーを受取って、エネルギー転送流体が流れることができる導管の中に導入するように大きさ及び構造を決められ、前記流体は反射太陽エネルギーにより加熱され、 i)所定太陽周期にわたりそれぞれの前記コレクタのための前記焦点域の中の最適な位置にそれぞれの前記コレクタを位置決めする位置決め手段を具備し、前記位置決め手段はそれぞれの前記コレクタ支持手段に接続され、 j)流体搬送手段を具備し、前記流体搬送手段はそれぞれの導管を熱エネルギー使用手段又はエネルギー蓄積手段に接続し、前記流体搬送手段は、太陽エネルギーにより加熱された流体を複数の前記導管を介して循環させることを特徴とする一体的な太陽エネルギー集中システムを有する屋根。
IPC (2):
F24J 2/08 ,  E04D 13/18
FI (2):
F24J 2/08 ,  E04D 13/18

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