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J-GLOBAL ID:200903086856412188

緊急遮断弁

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 千田 稔
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995093203
Publication number (International publication number):1996270813
Application date: Mar. 28, 1995
Publication date: Oct. 15, 1996
Summary:
【要約】【目的】 吊り下げ式の暖房機等に印加された張力に対する緊急遮断弁の作動性の向上を図って、作動の信頼性を高め、安全性の向上を図ることを目的とする。【構成】 ヨーク蓋21の断面略台形部21aを陥凹部27にセットしかつ環状溝21bをヨーク26の押さえ部26Aにセットして、ヨーク蓋21を陥凹部27に作用するマグネット19の磁力により吸着保持させ、押圧したスピンドル16によって、弁体13を開弁状態に保持し、ヨーク蓋21がマグネット19の磁力に抗って、ヨーク26から離脱した場合には、スピンドル16が戻り、弁体12を閉弁状態に保持する構成とし、特に、ヨーク蓋21を弁本体12側から外れ易くして、遮断弁の弁体遮断作動を確実に行うようにすると共に、通常使用時においては、ヨーク蓋21が弁本体12側から外れ難く、通常使用時における遮断弁の誤作動等を確実に防止できるようにした。
Claim (excerpt):
流体通路に介装され、該流体通路を緊急時に遮断する遮断弁であって、流体の入口部と、出口部と、該入口部と出口部とを連絡する流体通路部とを備えた弁本体と、前記流体通路部にスライド自由に設けられた弁体と、前記弁体を常時は流体通路部に設けられた弁座に着座させる閉弁スライド方向に弾性付勢する弁体用弾性部材と、前記弁体のスライド経路に、弁体を開弁方向にスライドした位置で係止する係止位置と、該係止を解除する係止解除位置との間をスライド自由に設けられたストッパと、前記ストッパを常時は前記係止解除位置となる方向に弾性付勢するストッパ用弾性部材と、前記弁本体のストッパのスライド経路の延長線上に設けられて、前記ストッパの一端部に設けられた作動ロッド部が貫通可能な貫通孔と、前記弁本体の前記貫通孔周りに設けられ、該貫通孔周りの弁本体外面に磁力を発生させる環状のマグネットと、リング状板部と該板部の表面周部から立ち上がる筒状板部とからなり、前記リング状板部と筒状板部からなるリング状の陥凹部に前記マグネットを保持する磁性体からなるマグネットケースと、前記貫通孔周りの弁本体外面に前記マグネットの磁力により吸着されて前記貫通孔から貫通突出される作動ロッド部を押圧して前記ストッパを前記係止位置に保持し、前記貫通孔周りの弁本体外面から前記マグネットの磁力に抗して引き離された際に前記作動ロッド部の押圧によるストッパ係止位置保持を解除する磁性体からなる緊急弁体作動体と、を含んで構成され、前記マグネットによる磁力を発生する貫通孔周りの弁本体外面に、陥凹部を設けると共に、該陥凹部周壁を断面略台形状に形成し、前記緊急弁体作動体のマグネットによる磁力を発生する貫通孔周りの弁本体外面に接触する面に、前記陥凹部に合致する断面略台形部を形成すると共に、該断面略台形部周囲に前記陥凹部周壁と合致する断面略台形状の環状溝を形成したことを特徴とする緊急遮断弁。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)
  • 特開平2-236077

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