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J-GLOBAL ID:200903087003297075

塗装性と金型汚染性が改良された熱可塑性樹脂組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 佐藤 一雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997202833
Publication number (International publication number):1999043580
Application date: Jul. 29, 1997
Publication date: Feb. 16, 1999
Summary:
【要約】【課題】 射出成形時の加工性、外観、曲げ弾性率、耐衝撃性、引張り伸び、表面硬度、耐熱性、塗装性に優れ、金型汚染性が抑制された熱可塑性重合体組成物を提供する。【解決手段】 下記(A)〜(G)成分よりなる塗装性と金型汚染性が改良された熱可塑性樹脂組成物。 (A)成分:プロピレン・エチレンブロック共重合体樹脂 50〜74.7重量% (B)成分:エチレン・オクテンランダム共重合体 5〜10重量% (C)成分:エチレン・ブテンランダム共重合体 5〜10重量% (D)成分:PE又はPSとEPR又はEBRとのジブロック又はトリブロック構造を有するエラストマー 0.3〜 5重量% (E)成分:タルク 15〜25重量% (F)成分:ヒンダードアミン (A)〜(E)成分100重量部に対して0.05〜 2重量部 (G)成分:(RCOO)2Xの金属塩(X=Zn、Mg、Ca) (A)〜(E)成分100重量部に対して0.05〜 4重量部
Claim (excerpt):
下記(A)〜(G)成分より構成されていることを特徴とする、塗装性と金型汚染性が改良された熱可塑性樹脂組成物。 (A)成分: プロピレン単独重合体部分のメルトフローレート(MFR)が20〜200g/10分で、同部分のアイソタクチックペンタッド分率が0.98以上であり、かつブロック共重合体のMFRが10〜100g/10分で、その重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が5〜7であるプロピレン・エチレンブロック共重合体樹脂 50〜74.7重量% (B)成分: 40〜60°Cに融解点を持ち、MFRが0.5〜15g/10分であるエチレン・オクテンランダム共重合体 5〜10重量% (C)成分: 35°C以上に融解点を持たず、MFRが0.5〜15g/10分であるエチレン・ブテンランダム共重合体 5〜10重量% (D)成分: 80〜110°Cに融解点を持ち、MFRが0.5〜20g/10分、ポリエチレン結晶部が20〜40重量%、ランダムエラストマー部が60〜80重量%である、下記式[I]及び/又は式[II]で表わされるブロック構造を有するエラストマー、又は、MFRが15g/10分以下、ポリスチレン部が10〜40重量%、ランダムエラストマー部が60〜90重量%である、下記式[III]、[IV]及び/又は式[V]で表わされるブロック構造を有するエラストマー 0.3〜5重量% ポリエチレン・(エチレン/ブテンランダムエラストマー)・ポリエチレン ・・・・[I] ポリエチレン・(エチレン/ブテンランダムエラストマー)・・・[II] ポリスチレン・(エチレン/ブテンランダムエラストマー)・ポリスチレン ・・[III] ポリスチレン・(エチレン/プロピレンランダムエラストマー)・ポリスチレン ・・・[IV] ポリスチレン・(エチレン/プロピレンランダムエラストマー)・・[V] (E)成分: 平均粒径が5μm以下であり、比表面積が3.5m2 /g以上であるタルク 15〜25重量% (F)成分: 【化1】構造を有するヒンダードアミン (A)〜(E)成分100重量部に対して0.05〜2重量部 (G)成分: 下記一般式[I]で表わされる金属塩 一般式[I] (RCOO)2X(但し、式中のRは分子量290〜500の1価の炭化水素基、XはZn、Mg、又はCaを表わす。) (A)〜(E)成分100重量部に対して0.05〜4重量部
IPC (7):
C08L 53/00 ,  B29C 45/00 ,  C08K 3/34 ,  C08K 5/098 ,  C08K 5/3432 ,  C08L 23/08 ,  C08L 23/18
FI (7):
C08L 53/00 ,  B29C 45/00 ,  C08K 3/34 ,  C08K 5/098 ,  C08K 5/3432 ,  C08L 23/08 ,  C08L 23/18

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