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J-GLOBAL ID:200903087119184570
有機性排水の処理方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
重野 剛
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994291296
Publication number (International publication number):1996141591
Application date: Nov. 25, 1994
Publication date: Jun. 04, 1996
Summary:
【要約】【目的】 UASB法により、有機物及びリンの同時除去を行うと共に、グラニュール汚泥の浮上、流出を防止する。【構成】 UASB処理水を曝気した後、Ca2+イオンの存在下、UASB反応槽から取り出したグラニュール汚泥と接触させて、水中のリンを晶析させる。接触後のグラニュール汚泥はUASB反応槽に戻す。【効果】 処理水を曝気することにより、溶存炭酸ガスが気相中に放散され、液pHが8以上に上昇する。この高pH処理水中にUASBグラニュール汚泥を導入し、Ca2+イオン存在下でグラニュール汚泥中にリン酸カルシウム塩を晶析させることにより、液中のリンを除去すると共に、リン酸カルシウムの結晶により、グラニュール汚泥粒子の比重を高め、沈降性を良くし、浮上、流出を防止できる。
Claim (excerpt):
グラニュール汚泥で形成されたスラッジブランケットに有機性排水を上向流通水して嫌気性処理する第1工程と、第1工程から流出する処理水を曝気する第2工程と、曝気処理水を前記スラッジブランケットから取り出したグラニュール汚泥の一部とCa2+イオンの存在下に接触させ、曝気処理水中のリンをグラニュール汚泥中に不溶性リン酸化合物として晶出させる第3工程と、第3工程のグラニュール汚泥を前記第1工程のスラッジブランケットに戻す第4工程とを備えてなることを特徴とする有機性排水の処理方法。
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