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J-GLOBAL ID:200903087160305910
高沸点有機溶剤の水性溶媒を用いたパルプの製造方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
宮本 晴視
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999265319
Publication number (International publication number):2001089986
Application date: Sep. 20, 1999
Publication date: Apr. 03, 2001
Summary:
【要約】【目的】 高沸点有機溶媒を分離回収するという操作を省略した高沸点有機をパルプ化工程などで再使用できる溶剤パルプ化方法の提供【構成】 木質材料および農産物廃棄物など公知のパルプ原料と、少なくとも沸点150〜250°Cの水に可溶な高沸点有機溶媒(HBSと略称する。)50〜90%を含む水性溶媒とを、液比4〜10で耐圧反応器に充填し、温度180-230°Cで処理するパルプ化工程、パルプから廃液を分離する工程、分離されたパルプ(粗パルプ)を高沸点溶剤と煮沸水とで洗浄する工程、洗浄されたパルプを分離する工程、および前記廃液と洗浄工程からの洗浄液とから、希釈水を加えてリグニンを沈殿させ、濾過してリグニンを回収する工程、濾液から所定の水分を留去して高沸点有機溶剤70〜80%を含む溶剤を回収しこれを少なくともパルプ化工程で利用すると共に、前記水分留去により発生する熱水を粗パルプ洗浄工程の煮沸水として利用する工程を含む、紙用、セルロース誘導体用、糖化用の各種パルプを製造する方法
Claim (excerpt):
木質材料および農産物廃棄物など公知のパルプ原料と、少なくとも沸点150〜250°Cの水に可溶な高沸点有機溶媒(HBSと略称する。)50〜90%を含む水性溶媒とを、液比4〜10で耐圧反応器に充填し、温度180-230°Cで処理するパルプ化工程、パルプから廃液を分離する工程、分離されたパルプ(粗パルプ)を高沸点溶剤と煮沸水とで洗浄する工程、洗浄されたパルプを分離する工程、および前記廃液と洗浄工程から排出される洗浄液とから、希釈水を加えてリグニンを沈殿させ、濾過してリグニンを回収する工程、濾液から所定の水分を留去して高沸点有機溶剤50〜90%を含む溶剤を回収しこれを少なくともパルプ化工程で利用すると共に、前記水分留去により発生する熱水を粗パルプ洗浄工程の煮沸水として利用する工程を含む、紙用、セルロース誘導体用、糖化用の各種パルプを製造する方法。
F-Term (14):
4L055AA02
, 4L055AB14
, 4L055AB15
, 4L055BA22
, 4L055BA24
, 4L055BA27
, 4L055BB02
, 4L055BC14
, 4L055BC17
, 4L055EA20
, 4L055EA25
, 4L055EA30
, 4L055EA32
, 4L055FA21
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
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特開昭52-059702
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特開昭60-081387
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