Pat
J-GLOBAL ID:200903087434099807

廃棄物処理装置及び方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鵜沼 辰之
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994182450
Publication number (International publication number):1996049820
Application date: Aug. 03, 1994
Publication date: Feb. 20, 1996
Summary:
【要約】【目的】 廃棄物を熱分解し、その熱分解生成物を燃焼して生じる熱エネルギを電力などに変換して回収する廃棄物処理技術について、廃棄物の熱分解が良好に行なえ、廃棄物中の有価物を未酸化の状態で回収するのに支障なく、爆発の危険がない、低温乾留ガスの部分燃焼ガスを熱源とした直接加熱方式の熱分解を実現する。【構成】 熱分解反応器2で生成した低温乾留ガスの一部は、低温乾留ガス分岐管7によりバーナ9に導かれる。バーナ9には、空気供給管12が接続され、空気あるいは含酸素ガスで、この低温乾留ガスを燃焼する。生成した燃焼排ガスの酸素濃度を酸素濃度計で検出する。この検出値に基づき、バーナ9への低温乾留ガス又は空気若しくは含酸素ガス導入量を調節し、導入された空気や含酸素ガスによっては、低温乾留ガスが化学量論的に完全燃焼できる酸素量以下となるように調節する。このようにして、残存酸素のない燃焼排ガスを、燃焼排ガス供給管16で熱分解反応器2内の廃棄物に直接導入する。
Claim (excerpt):
廃棄物を加熱して熱分解し、低温乾留ガスと主として不揮発性成分から成る熱分解残留物とに分離する熱分解反応器と、前記熱分解残留物から分別したチャーと前記低温乾留ガスとを燃焼する第1の燃焼器とを備えている廃棄物処理装置において、前記生成後の低温乾留ガスの一部を導く低温乾留ガス導入路と、この導入路に導かれた前記低温乾留ガスを空気及び、又は含酸素ガスで燃焼する第2の燃焼器と、この第2の燃焼器に前記空気及び、又は含酸素ガスを導入する燃焼用空気導入路と、前記第2の燃焼器による燃焼により生じる燃焼排ガスを前記熱分解反応器内に直接導入し、前記熱分解反応器の前記加熱源にする燃焼排ガス導入路と、前記熱分解反応器に導入される前の前記燃焼排ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度計と、この検出酸素濃度に基づいて前記低温乾留ガス導入路内を流通する低温乾留ガスの流量を調節し、前記燃焼排ガス中の酸素量を抑制する低温乾留ガス流量調節手段とを備えていることを特徴とする廃棄物処理装置。
IPC (3):
F23G 5/027 ZAB ,  F23G 5/50 ZAB ,  F23G 5/50

Return to Previous Page