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J-GLOBAL ID:200903087472973715

ポリプロピレン組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴木 俊一郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993161962
Publication number (International publication number):1995018151
Application date: Jun. 30, 1993
Publication date: Jan. 20, 1995
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 剛性、耐熱性低温における耐衝撃性、靱性にも優れたポリプロピレン組成物の提供。【構成】 (A)プロピレンブロック共重合体85〜55重量%と、(B)エチレン・1-ブテンランダム共重合体10〜30重量%と、(C)微粉末タルク5〜15重量%とからなる。の混練物であるか、下記の条件下で熱処理されたもの(i) ASTM D790に準拠して、クロスヘッド速度2mm/min の条件で測定される曲げ弾性率(FM)が23000kg/cm2以上であり、(ii)ASTM D256の方法に準拠して、6.4mm厚のノッチ付試験片で測定される23°Cでのアイゾット衝撃強度(IZ)が40kg・cm/cm以上であり、(iii) ASTM D648に準拠して、荷重4.6kg/cm2の条件下で測定される熱変形温度(HDT)が150°C以上であり、(iv)ASTM D746に準拠して測定される低温脆化温度(BTc)が-30°C以下であり、(v) X線小角散乱法で測定される長周期が200Å以上である。
Claim (excerpt):
(A)(1) ASTM D1238に準拠して測定されるメルトフローレート(MFR:230°C、2.16kg荷重)が、10〜60g/10分であり、(2) 常温n-デカン可溶成分を3〜13重量%の量で含有し、(3) ポリプロピレン成分は、MFRが20〜80g/10分であり、13C-NMR法により求められるペンタッドアイソタクティシティ(I5)が0.97以上であり、(4) 常温n-デカン可溶成分は、極限粘度[η]が4〜12dl/gであり、エチレンから誘導される構成単位を30〜60モル%の量で含有するプロピレン系ブロック共重合体60〜85重量%と、(B)(1) 1-ブテンから誘導される構成単位を15〜25モル%の量で含有し、(2) デカリン極限粘度[η]が1.8〜3.5dl/gであり、(3) ガラス転移温度(Tg)が-55°C以下であるか、あるいはDSC法により主ピークとして測定される融点が90°C以下であり、(4) X線回折法によって測定される結晶化度が20%未満であり、かつ(5) 13C-NMR法により求められるランダム性パラメータ(B値)が1.0〜1.4であるエチレン・1-ブテンランダム共重合体10〜25重量%と、(C)無機充填剤5〜15重量%とからなり、(i) メルトフローレート(MFR)が8g/10分以上であり、(ii)ASTM D790に準拠して、クロスヘッド速度2mm/min の条件で測定される曲げ弾性率(FM)が20000kg/cm2以上であり、(iii) ASTM D256の方法に準拠して、6.4mm厚のノッチ付試験片で測定される23°Cでのアイゾット衝撃強度(IZ)が20kg・cm/cm以上であり、かつ(iv)ASTM D648に準拠して、荷重4.6kg/cm2の条件下で測定される熱変形温度(HDT)(4.6kg荷重)が135°C以上であることを特徴とするポリプロピレン組成物。
IPC (4):
C08L 53/00 LLY ,  C08K 3/34 ,  C08L 53/00 ,  C08L 23:04

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