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J-GLOBAL ID:200903087554067976

人工脂質二重膜を有する電流測定装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 原 謙三 ,  木島 隆一 ,  金子 一郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003328696
Publication number (International publication number):2005091308
Application date: Sep. 19, 2003
Publication date: Apr. 07, 2005
Summary:
【課題】 安定した人工脂質二重膜を迅速に形成でき、小型化が可能であるとともに、例えば、単一チャネルの構造と機能を同時に測定する用途に好適に用いることが可能な、人工脂質二重膜を有する電流測定装置を提供する。【解決手段】 上溶液槽3と、底面に支持層5が形成された下溶液槽8とを備え、上溶液槽3の小孔4に形成された人工脂質二重膜2を介して流れる電流を測定する電流測定装置において、下溶液槽8が底板6および間隔保持部材7aに囲まれることにより、上溶液槽3の下方に形成されている。下溶液槽8の内部の圧力を低下させることにより、小孔4で形成した人工脂質二重膜2を下溶液槽8側に膨らませて薄化させ、人工脂質二重膜2を薄化した状態で支持層で支持する。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
人工脂質二重膜を介して流れる電流を測定可能とする電流測定装置であって、水溶液を蓄積可能となっている上溶液槽と、該上溶液槽の下方に配置される下溶液槽とを備えており、上溶液槽の底面には膜形成用開口部が形成されているとともに、下溶液槽の底面には、人工脂質二重膜を支持する支持層が設けられており、上溶液槽の膜形成用開口部で形成した人工脂質二重膜を支持層上に接触させて支持する電流測定装置において、 さらに、上記支持層を表面に載置する底板と、上溶液槽および底板の間に所定の間隔を保持する間隔保持部材とを備えており、 上記下溶液槽は、底板および間隔保持部材に囲まれることにより、上溶液槽の下方に形成され、 上溶液槽の膜形成用開口部で形成した人工脂質二重膜を下溶液槽側に膨らませることにより、該人工脂質二重膜を薄化した状態で支持層に接触させ、支持層上で支持することを特徴とする電流測定装置。
IPC (1):
G01N27/416
FI (1):
G01N27/46 336B
Article cited by the Patent:
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