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J-GLOBAL ID：200903087564295250

皮膚中の水分の存在位置検出方法及び装置

Inventor： 平松 光夫 ,  村木 広次 ,  太田 和義 ,  奥村 和明 ,  佐藤 宏人 ,  伊達 朗 ,  吉井 隆
Applicant, Patent owner： 浜松ホトニクス株式会社
Agent (1)： 長谷川 芳樹 (外3名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992168643
Publication number (International publication number)：1993329163
Application date： Jun. 03, 1992
Publication date： Dec. 14, 1993
Summary：

【要約】【目的】 本発明は、皮膚の表面下に存在する水分の深さを検出する方法及び装置を提供することを目的とする。【構成】 本発明が測定の対象とする水分子は、異なる2波長の近赤外光に対して吸収スペクトルに差異のある物質であり、この特性に着目してなされたものである。すなわち、水分子に近赤外光を照射したとき、水分子の吸収係数の大きい波長では、光は皮膚の比較的表面近傍で減衰してしまう。一方、相対的に吸収係数の小さい波長では、光は皮膚のかなり深い部分にまで到達する。反射法で検出される散乱光も同様に、水分子の吸収スペクトルを反映した、波長に依存した皮膚の深さ方向の水分子の含有量に関する情報が含まれている。この方法で検出される散乱光の光量の差を求めることにより、ある皮膚中の水分の平均的重心値としての深さを具体的にしかも高精度に検出することができる。

Claim (excerpt)：

少なくとも2種類の波長の近赤外光で皮膚を照明し、その皮膚からの散乱光の光量を、前記少なくとも2種類の波長ごとに検出する第1ステップと、波長ごとに検出された前記散乱光の光量の差を求める第2ステップと、予め求められる前記近赤外光の皮膚中での減衰性と、前記第2ステップで求められた前記光量の差にもとづき、前記皮膚中に水分が存在する深さを求める第3ステップとを備えることを特徴とする、皮膚中の水分の存在位置検出方法。

IPC (2)：

A61B 10/00 ,  G01N 21/35