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J-GLOBAL ID:200903087661434523

水分により活性化可能な治療システム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 池内 寛幸 (外2名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2000540819
Publication number (International publication number):2002509879
Application date: Mar. 18, 1999
Publication date: Apr. 02, 2002
Summary:
【要約】本発明は、皮膚または粘膜を通して拡散することにより、人間または動物の生体に、少なくとも一つの治療用活性物質を、一時的に制御可能な方法で管理する治療システムに関する。前記活性物質は、製造及び保管のため、始めは第一状態に置かれている。この状態において、前記活性物質は化学的に安定しており、皮膚または粘膜に対して十分な浸透性を示さない。前記活性物質は、適用部位で水分にさらされたとき、第二状態に変換される。前記第二状態では、前記活性物質は、皮膚または粘膜を通して拡散するのに適しており、生体内に吸収される。本発明の特徴は、第一状態において、前記活性物質がシステム中で薬学上許容可能な塩として含有されることである。前記塩は、水にさらされることと、同じくシステムに含まれる活性剤とにより、酸または塩基の第二状態に化学的に変換される。前記塩に比べると、酸または塩基が皮膚や粘膜を通して生物内に吸収されるスピードは速くなり、吸収量も増える。前記活性剤は、水溶液中で酸性や塩基性の反応を起す固体物質であったり、このような物質が複数の混ざった混合物である。この活性剤は、その固体形構造中で少なくとも5%の比率で、水分を含んでいるか、またはこれと結合している。
Claim (excerpt):
皮膚または粘膜を通して拡散することにより、人間または動物の生体に対して少なくとも一つの治療用活性剤を、定期的に、分量を調整しながら放出する治療システムであり、前記活性剤は、製造および保管のため、初めは化学的に安定しており、皮膚または粘膜に十分浸透できない第一状態に置かれ、前記第一状態において、適用部位で水分に接触すると第二状態に変換され、前記第二状態では、皮膚または粘膜を通して拡散するのに適しており、生体内に吸収される前記治療システムであって、前記第一状態の活性剤は、前記システム中に薬学上許容可能な塩として含有され、水との接触およびシステム中に同様に含まれる活性化剤によって、塩の形状に比べてより早くかつ多く、皮膚または粘膜を通して生体内に吸収される、酸または塩基の前記第二状態に化学的に変換され、前記活性化剤は、水溶液中で、酸もしくは塩基またはこのような物質の複数の混合物として反応する固体物質であり、その固体構造中に少なくとも5%の比率で挿入もしくは結合した状態で水分を含んでいることを特徴とする治療システム。
IPC (6):
A61K 9/70 ,  A61K 31/27 ,  A61K 31/4045 ,  A61K 47/02 ,  A61P 25/16 ,  A61P 25/28
FI (6):
A61K 9/70 ,  A61K 31/27 ,  A61K 31/4045 ,  A61K 47/02 ,  A61P 25/16 ,  A61P 25/28
F-Term (21):
4C076AA74 ,  4C076BB31 ,  4C076CC01 ,  4C076DD26 ,  4C076DD27 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086BC13 ,  4C086MA03 ,  4C086MA05 ,  4C086MA32 ,  4C086MA63 ,  4C086ZA02 ,  4C206AA01 ,  4C206AA02 ,  4C206HA22 ,  4C206MA03 ,  4C206MA05 ,  4C206MA17 ,  4C206MA83 ,  4C206ZA02

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