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J-GLOBAL ID:200903087664496333

デバッガのトレース機能

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山下 穣平
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992042424
Publication number (International publication number):1993216717
Application date: Jan. 31, 1992
Publication date: Aug. 27, 1993
Summary:
【要約】【目的】 デバッガの機能として、被デバッグプログラム内のサブルーチンでリターン命令でコール元に戻っているかチェックすることにより、スタックの操作ミス等による不具合を見つけること。【構成】 被デバッグプログラム100を1命令づつシングルステップ処理部120で実行し、サブルーチンコール命令が実行される場合、サブルーチンからリターンしてくるときのアドレスを前もってリターンアドレス保存部140に保存しておく。引き続き被デバッグプログラム100を1命令ずつ実行し、サブルーチンからの復帰の際、実際にリターンするアドレスと前もって保存しておいたアドレスとをリターンアドレスチェック部180で比較する。これにより、リターン命令で、本来戻るべきアドレスに復帰しようとしているか確認することができる。
Claim (excerpt):
被デバッグプログラムのトレースを行う範囲を操作者に指定させる手段と、指定された範囲の被デバッグプログラムを1命令ずつ実行させる手段と、被デバッグプログラムの次に実行される命令を逆アセンブルする手段と、被デバッグプログラム内のリターンアドレスを保存する手段と、逆アセンブルした命令がルーチンコール命令・リターン命令・その他の命令のどれであるか判断する手段と、被デバッグプログラムのルーチンコール命令の次の命令のアドレスを出力する手段と、リターンアドレスを最も新しく保存されたものから順番に読み出す手段と、被デバッグプログラムを1命令実行させた後インストラクションポインタレジスタの値がリターンアドレスの保存部より読み出したリターンアドレスと一致するか判断する手段と、一致しない場合に限ってその旨を操作者に知らせる手段を備えることを特徴とするデバッガのトレース機能。

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