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J-GLOBAL ID:200903087774243252
ポリオレフィン系多層シートまたはフィルム、および用途
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
柳原 成
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993014247
Publication number (International publication number):1994226935
Application date: Jan. 29, 1993
Publication date: Aug. 16, 1994
Summary:
【要約】【目的】 層間接着性、成形性、防湿性、透明性、ヒートシール性、デッドホールド性に優れた包装用材料として極めて良好な多層フィルムを得る。【構成】 A)結晶性ポリオレフィン70〜99重量%および水添脂環族系石油樹脂1〜30重量%からなる結晶性ポリオレフィン樹脂組成物からなるフィルムと、B)135°Cデカリン中で測定した極限粘度が0.01〜10dl/g、軟化温度が50°C以上である、下式で表される環状オレフィンとエチレンとが共重合体したエチレン・環状オレフィンランダム共重合体からなるフィルムとが積層されたポリオレフィン系多層フィルム。【化1】(n、qは0または1、mは0または正の整数、R1〜R18、Ra、RbはH、ハロゲンまたは炭化水素基を示す。R15〜R18は互いに結合して環を形成してもよく、環は二重結合を有していてもよい。またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成してもよい。)
Claim (excerpt):
(A)結晶性ポリオレフィン70〜99重量%、および水添脂環族系石油樹脂1〜30重量%からなる結晶性ポリオレフィン樹脂組成物からなる少なくとも一層のシートまたはフィルムと、(B)(a)135°Cのデカリン中で測定した極限粘度〔η〕が0.01〜10dl/g、軟化温度(TMA)が50°C以上である、下記一般式〔1〕で表される環状オレフィンとエチレンとの共重合体からなるエチレン・環状オレフィンランダム共重合体、(b)135°Cのデカリン中で測定した極限粘度〔η〕が0.01〜10dl/g、軟化温度(TMA)が50°C以上である、下記一般式〔1〕で表される環状オレフィンの開環(共)重合体もしくはその水素添加物、あるいは(c)前記エチレン・環状オレフィンランダム共重合体(a)または環状オレフィンの開環(共)重合体もしくはその水素添加物(b)のグラフト変性物の環状オレフィン系樹脂からなる少なくとも一層のシートまたはフィルムとが積層されたことを特徴とするポリオレフィン系多層シートまたはフィルム。【化1】(式〔1〕において、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1〜R18ならびにRaおよびRbは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子および炭化水素基よりなる群から選ばれる原子または基を表し、R15〜R18は、互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつこの単環または多環は二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。ここでqが0の場合には、それぞれの結合手が結合して5員環を形成する。)
IPC (2):
B32B 27/32
, C08F210/02 MJR
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (7)
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