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J-GLOBAL ID:200903087789463208

液晶電気光学素子

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 外川 英明
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995253302
Publication number (International publication number):1997096790
Application date: Sep. 29, 1995
Publication date: Apr. 08, 1997
Summary:
【要約】【課題】 piセルを用いた液晶電気光学素子の液晶分子をすみやかにベンド配列にしその状態を安定に保つことが難しいという問題を解決し、大容量で高精細な表示に実用できる新規な高速応答の液晶電気光学素子を提案する。【解決手段】 液晶層は電圧無印加時(図1(a))には液晶分子が互いに略平行状態で配列しているので、電圧無印加時(図1(a))の液晶層の配向状態から、液晶電気光学素子が動作する第1の電圧印加時(図1(b))の液晶層の配向状態に移動する時間が高速でかつ配列が安定な液晶電気光学素子を用いることができる。また、第1の電圧印加時(図1(b))の液晶層の状態はpiセルに於けるベンド配列と似た状態であるので、この状態を表示のオフ時として液晶駆動電圧を変化させて表示した場合piセルと同等の高速な応答速度が得られる。
Claim (excerpt):
一主面に電極が形成された2枚の基板が前記一主面が対向するように平行配置され、前記2枚の基板間にネマティック液晶層が挟持された液晶セルと、前記液晶セルを挟持するように配置された2枚の偏光板とを有する液晶電気光学素子において、前記液晶層は、前記液晶層の液晶分子のうち前記2枚の基板の一方の基板に接する複数の液晶分子からなる第1の液晶層領域と、前記液晶層の液晶分子のうち前記2枚の基板の他方の基板に接する複数の液晶分子からなる第2の液晶層領域と、前記液晶層の液晶分子のうち前記第1の液晶層領域と前記第2の液晶層領域とに挟まれた複数の液晶分子からなる第3の液晶層領域とからなり、前記電極への電圧無印加時では、前記第3の液晶層領域の前記複数の液晶分子は互いに略平行で、かつ一方の基板から他方の基板に向かって前記基板の面内方向でねじれて配列し、前記電極への第1の電圧印加時では、前記第3の液晶層領域の前記複数の液晶分子のうち一部の液晶分子はその傾きが前記基板の法線方向と略平行に配列し、前記電極への第2の電圧印加時では、前記第3の液晶層領域の前記複数の液晶分子はその傾きが前記基板の法線方向と略平行に配列していることを特徴とする液晶電気光学素子。
IPC (2):
G02F 1/133 ,  G02F 1/13 505
FI (2):
G02F 1/133 ,  G02F 1/13 505

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