Pat
J-GLOBAL ID:200903087833930277
ガス分離膜およびその製造方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
上代 哲司 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997339717
Publication number (International publication number):1999169691
Application date: Dec. 10, 1997
Publication date: Jun. 29, 1999
Summary:
【要約】【課題】 簡単な方法により安価に製造でき、CO<SB>2</SB>とN<SB>2</SB>の選択的分離性能に優れ、両ガスの分離を大きな透過速度で遂行でき、かつ高温でも選択的分離性能が低下しないガス分離膜を提供する。【解決手段】 SiO<SB>2</SB>-B<SB>2</SB>O<SB>3</SB>-Na<SB>2</SB>O系ガラス粉末の懸濁液を多孔質セラミックス基材で濾過して同基材上にガラス粉末の圧粉された堆積層を形成し、その表面層から真空中で加熱して同層を溶融した後、室温まで急冷してガラス膜とし、このガラス膜を酸溶液で処理して多孔質ガラス膜を形成する。この多孔質ガラス膜は、CO<SB>2</SB>よりもN<SB>2</SB>を選択的に透過させ、その表面層の平均細孔径が10Å以下、その内部の平均細孔径が20Å以上であり、N<SB>2</SB>ガスとCO<SB>2</SB>ガスの透過速度の比が室温で10以上、350°Cで90以上、かつ室温および350°CでのN<SB>2</SB>の透過速度が1×10<SP><HAN>ー</SP><SP></HAN>6</SP>mol/m<SP>2</SP>・sec・Pa以上であるガス分離膜である。
Claim (excerpt):
多孔質セラミックス基材上に形成されたSiO<SB>2</SB>をベースとするSiO<SB>2</SB>-B<SB>2</SB>O<SB>3</SB>-Na<SB>2</SB>O系多孔質ガラス膜からなり、該多孔質膜の平均細孔径が、その表面層で10Å以下であり、その内部で20Å以上であって、CO<SB>2</SB>よりもN<SB>2</SB>を選択的に透過させ、N<SB>2</SB>とC0<SB>2</SB>の透過速度の比が室温で10以上、350°Cで90以上であり、かつ室温および350°CでのN<SB>2</SB>の透過速度が1×10<SP><HAN>ー</SP><SP></HAN>6</SP>mol/m<SP>2</SP>・sec・Pa以上であることを特徴とするガス分離膜。
IPC (4):
B01D 71/02 500
, B01D 53/22
, C03C 3/089
, C04B 41/85
FI (4):
B01D 71/02 500
, B01D 53/22
, C03C 3/089
, C04B 41/85 C
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