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J-GLOBAL ID:200903087874541994
擬似移動床を用いた3成分分離方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
長谷川 曉司
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994275353
Publication number (International publication number):1995232003
Application date: Nov. 09, 1994
Publication date: Sep. 05, 1995
Summary:
【要約】【目的】 擬似移動床を用いるクロマトグラフィーで、充填剤との相互作用の強さの異なるA、B、Cの3成分(相互作用の強さはA>B>C)を含む原料液を、それぞれの成分に富む画分に分画する。【構成】 第1床〜第4床の4個の単位充填床から成る擬似移動床の第1床に溶離液、第3床に原料液を供給し、且つ第1床から流出する液の一部をB成分に富む画分、第3床から流出する液の全部をC成分に富む画分として、それぞれ系外に抜出す供給-抜出し段階、液の供給-抜出しを行なわずに擬似移動床内の液を下流方向に循環的に移動させる循環段階、第2床に溶離液を供給して床内の液を下流方向に押し流し、第1床から流出する液の全量をA成分に富む画分として系外に抜出す抜出し段階の3段階から成る工程を行ない、次いで液の供給-抜出し口を直ぐ下流の単位充填床に切替えて上記の工程を反復する。
Claim (excerpt):
第1床〜第4床の4個の単位充填床から成り、内部を液が一方向に流通し得るようになっている擬似移動床を用いたクロマトグラフィーにより、充填剤との相互作用の強いA成分、中位のB成分及び弱いC成分の少くとも3成分を含有する原料液を、A成分に富む画分、B成分に富む画分及びC成分に富む画分の少くとも3画分に分割する方法であって、(1)第1床〜第3床間を液が流通し得る状態において、第1床に溶離液を、第3床に原料液をそれぞれ供給し、且つ第1床から流出する液の一部をB成分に富む画分として、第3床から流出する液をC成分に富む画分として、それぞれ系外に抜出す供給-抜出し段階、(2)擬似移動床内を液の循環が可能な状態にして、擬似移動床への液の供給及び擬似移動床からの液の抜出しを行なうことなく、擬似移動床内の液を下流に移動させる循環段階、(3)第2床〜第1床間を液が流通し得る状態において、第2床に溶離液を供給し、且つ第1床から流出する液をA成分に富む画分として系外に抜出す抜出し段階、の3段階からなる工程を行ない、次いで液の供給口及び抜出し口を直ぐ下流の単位充填床のそれに切替えて上記の工程を反復することを特徴とする方法。
IPC (2):
B01D 15/00 101
, B01D 15/08
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