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J-GLOBAL ID:200903088027965830

紙などのシート材料の表面特性の測定および制御のための方法および装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉田 研二 (外2名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1996533490
Publication number (International publication number):1998503028
Application date: May. 02, 1996
Publication date: Mar. 17, 1998
Summary:
【要約】紙などの移動するシートの表面態様の測定値を生成するためのオンラインレーザ三角測量位置検出システム。測定値は、標準実験室表面平滑度試験器を使用して得られる測定値と相関関係があり、これによって紙の製造中に紙の印刷特性を予測できる。検出システムは、セグメントに分割され高周波応答性を有する平衡検出器を含む。さらに検出システムには、それぞれフィルタを有する複数のチャネルを含む信号処理回路構成が設けられる。種々のフィルタは、異なるカットオフ周波数を有し、表面態様スケールサイズの範囲に応じて異なる周波数を通過させる。各フィルタのカットオフ周波数は、シート速度の変動に応じて変えられる。さらに、シート検出システムは、測定領域のフラッタを最小化するためのシート安定装置と、少なくともひとつのスケールサイズスペクトルにおいて検出システムの性能検定を実施できるようにする標準化部材とを含む。また、検出システムには、シート圧縮部が設けられ、シートの測定領域を圧縮し、実験室空気漏れ平滑度試験器によりシート試料に加えられる圧力をシミュレーションすることができる。位置検出システムの出力を、多様な種類の製紙機と共に使用して、最終製品の平滑度または質感を決定する多数の製紙工程パラメータのひとつ以上を制御することができる。検出システムを使用することによって、ティッシュクレープを測定すること、この測定値を使用しティッシュ製造機の多様なクレープ決定段階を制御すること、およびティッシュ製造機のクレープ加工ブレードすなわちドクターブレードの条件を監視するすることができる。
Claim (excerpt):
移動シートの表面の平滑度の連続的なオンライン測定に用いられ、前記平滑度は種々のスケールサイズと高さをもつ表面態様により表される表面測定装置であって、 レーザ光源と、 前記移動シートの表面に光スポットを照射するように、前記レーザ光源からの入射光を前記表面と交差する光学通路に沿って集束する手段と、 照射された光スポットから非鏡面角度で散乱される光を集める手段と、 前記種々の表面態様スケールサイズによって生成される周波数スペクトルに反応する光感応式検出器と、 集められた散乱光の焦点を前記光感応式検出器に合わせる手段と、 前記光感応式検出器に設けられ、前記移動シートの表面の前記光スポットの高さ位置の変動を示す出力信号を出力する出力部と、 前記光感応式検出器の出力信号に応じ、該出力信号の低周波数変動をフィルタリングして除去し、表面態様スケールサイズ範囲を表す前記出力信号の周波数を通過させるフィルタを含む少なくとも一のチャネルと、 を含むことを特徴とする表面測定装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開昭63-228048
  • 特開昭60-013249

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