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J-GLOBAL ID:200903088241722341

可変波長光源

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 西村 教光
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997147935
Publication number (International publication number):1998335740
Application date: Jun. 05, 1997
Publication date: Dec. 18, 1998
Summary:
【要約】【課題】 予期していない位置での不要なモードホップの発生を防止し、また、回折格子のフィルタとファブリペローモードの相対的な位置ずれを無くして、出力光の波長確度を向上させ、正確かつ安定な波長を出力できること。【解決手段】 校正モード時、角度設定手段23によって回折格子3の角度が連続的に変化されレーザダイオード2の出力光のレベル変化からレーザダイオード2のモードホップが生じる角度がモードホップ角検出手段30によって検出され、その検出されたモードホップ角に基づいて出力波長と回折格子3との角度とを対応させるための補正角Δφが演算手段36によって求められる。演算手段36は、レーザダイオード2内部のファブリペローモードのフィルタと回折格子3のフィルタの相対的な位置ずれ量Δφsに基づき補正角Δφを再設定するため、全波長範囲に渡りモードホップの発生を低減化できるようになる。
Claim (excerpt):
レーザダイオード(2)と、該レーザダイオードとの間で共振器を形成する反射器(3)と、前記レーザダイオードの出力波長を選択するために前記反射器を回転させる回動装置(4)と、出力波長に対する前記反射器の角度ずれを検出するための校正モードと指定された波長の光を出力するための通常モードとのいずれかを指定する動作モード指定手段(21)と、前記校正モードが指定されたとき前記反射器の角度が連続的に変化するように前記回動装置を制御する角度設定手段(23)と、前記角度設定手段によって前記反射器の角度が所定範囲を変化している間、前記レーザダイオードの出力光の変化を測定し該測定結果から前記レーザダイオードの出力波形のモードホップが生じる前記反射器の角度を求めるモードホップ角検出手段(30)と、前記モードホップ角検出手段によって検出したモードホップ角に基づいて通常モード時における出力波長と前記反射器の角度とを対応させるための補正角(Δφ)を求める演算手段(36)と、出力波長を検出し、設定波長との波長ずれ量(Δφc)を検出して出力波長を校正するための出力波長検出手段(40)とを備え、前記演算手段は、前記角度設定手段に設定する所定波長に対応する反射器の角度設定データについて、前記出力波長検出手段で検出された波長ずれ量、及びモードホップ角検出手段(30)によって検出されたモードホップ角から求めた前記回折格子のフィルタと前記レーザダイオードのファブリペローモードによるフィルタの相対ずれ量(Δφs)に基づき、前記補正角(Δφ)を再設定することを特徴とする可変波長光源。

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