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J-GLOBAL ID:200903088243571855

ゲル生成の減ぜられたシス-1,4-ポリブタジエンの製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小田島 平吉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994291945
Publication number (International publication number):1995188341
Application date: Nov. 02, 1994
Publication date: Jul. 25, 1995
Summary:
【要約】【目的】 ゲル生成の減ぜられた高シス-1,4-ポリブタジエンの製造法。【構成】 (A)単量体1,3-ブタジエンを、不活性な炭化水素溶媒及び水を含んでなる重合媒体中において、該重合媒体に溶解した触媒系の存在下且つ約-30°C〜約60°Cの温度で重合させ、但し該触媒系は(1)実質的に無水の、式CoAmの2価のコバルト塩、(2)例えばジエチルアルミニウムクロライド及び(3)式R3Alの有機アルミニウム化合物及び随時トリエチルアルミニウム、の混合物であり、(B)このように開始させた重合を、所望の単量体転化率まで重合させ、そして(C)次いで重合を沈静化し、ポリブタジエンを回収する。
Claim (excerpt):
96パーセント以上のブタジエン単位がシス-1,4-構造で存在するゲル生成の減ぜられた高分子量ゴム状ポリブタジエンを製造するに際して、(A)単量体1,3-ブタジエンを、不活性な炭化水素溶媒及び水を含んでなる重合媒体中において、該重合媒体に溶解した触媒系の存在下且つ約-30°C〜約60°Cの温度で重合させ、但し該触媒系は(1)実質的に無水の、式CoAmの2価のコバルト塩、なおAは塩の1価又は2価のアニオン及びmは1又は2;(2)ジエチルアルミニウムクロライド及びエチルアルミニウムセスキクロライドからなる群から選択されるアルキルアルミニウムクロライド;及び(3)式R3Alの有機アルミニウム化合物、なおRは炭素数8〜12のアルキル基、及び随時トリエチルアルミニウム、の混合物であり、ここにジエチルアルミニウムクロライド中のクロライドとジエチルアルミニウムクロライド(2)+有機アルミニウム化合物(3)中の全アルミニウム含量とのモル比が約0.7:1〜約0.95:1の範囲にあり、且つエチルアルミニウムセスキクロライド中のクロライドとエチルアルミニウムセスキクロライド(2)+有機アルミニウム化合物及び随時トリエチルアルミニウム(3)中の全アルミニウム含量とのモル比が約0.7:1〜約1.4:1の範囲にあり、且つ該2価のコバルト塩のモル数と該アルキルアルミニウム化合物+該有機アルミニウム化合物及び随時トリエチルアルミニウムの全モル数との比が約1:15〜約1:30の範囲にあり、該水を、用いるアルキルアルミニウムクロライド化合物(2)の各ミリモル当り約0.1〜約0.8ミリモルの量で使用し、(B)このように開始させた重合を、所望の単量体転化率まで重合させ、そして(C)次いで重合を沈静化し、ポリブタジエンを回収する、該高分子量ゴム状ポリブタジエンの製造法。
IPC (2):
C08F 36/06 MPT ,  C08F 4/70 MFG
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (10)
  • 特公昭47-023913
  • 特公昭42-004984
  • 特公昭38-001243
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