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J-GLOBAL ID:200903088378219582

ビフェニル誘導体、これらの化合物を含む医薬組成物及びそれらの調製法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中村 稔 (外7名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993138438
Publication number (International publication number):1994073038
Application date: Jun. 10, 1993
Publication date: Mar. 15, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】有益な性質、例えば、凝集抑制作用を有するビフェニル誘導体、これらの化合物を含む医薬組成物及びそれらの調製法を提供することにある。【構成】4-アミジノ-4’-[4-(シクロヘキシルオキシカルボニルメチル)-ピペリジノカルボニル]-ビフェニル、4-アミジノ-3’-[4-トランス-(シクロヘキシルメトキシカルボニル)-シクロヘキシルアミノカルボニル]-4’-メトキシ-ビフェニル、及びこれらの類縁体を含むビフェニル誘導体、その混合物を含む立体異性体並びにこれらの塩、それらの製造方法ならびに当該ビフエニル誘導体を含む医薬組成物。【効果】上記のビフエニル誘導体は炎症、骨退化に対する抑制効果を有する。
Claim (excerpt):
一般式【化1】により表されるビフェニル誘導体、その混合物を含む立体異性体及びこれらの塩。[式中、Eが合計2個または3個の炭素原子を有するアルコキシカルボニル基またはベンジルオキシカルボニル基を表す場合、Ra は必要により合計2個または3個の炭素原子を有するアルコキシカルボニル基またはベンジルオキシカルボニル基により置換されていてもよいアミジノ基を表さないことを条件として、Ra は必要によりR1-CO-O-(R2CR3)-O-CO- 基、アルコキシカルボニル基、フェニルアルコキシカルボニル基、アルケニルオキシカルボニル基またはフェニルアルケニルオキシカルボニル基により置換されていてもよいアミジノ基を表し、( 上記のアルコキシ部分は夫々1〜6個の炭素原子を含んでいてもよく、また上記のアルケニル部分は3〜5個の炭素原子を含んでいてもよく、R1 は夫々1〜5個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐アルキル基もしくはアルコキシ基、夫々5〜7個の炭素原子を有するシクロアルキル基もしくはシクロアルコキシ基、フェニルアルキル基、フェニルアルコキシ基、フェニル基またはフェノキシ基を表し、R2 は水素原子、C1-6 アルキル基、C3-7 シクロアルキル基またはフェニル基を表し、かつR3 は水素原子またはC1-6 アルキル基を表す)Rb は水素原子またはアルキル基、ヒドロキシ基もしくはアルコキシ基を表し、Aは結合、-CH2- 基、-CO-基、-CH2CO- 基または-O-CH2CO- 基を表し、この場合、-CH2CO- 基及び-O-CH2CO- 基は夫々カルボニル基を介して基Bに連結されており、かつBは-NR4-CH2CH2-X-(CH2) n - 基(式中、Xは結合、-HCR5-基または-NR5- 基を表す)、または-NR4-CH2CH2-R6C=CH- 基、-NR4-CO-(CH2) m - 基もしくは-Y-W- 基(式中、Yは-NR4- 基を表し、またはAが結合を表す場合には、Yはまた酸素原子を表してもよい)を表し、(上記のY基または-NR4- 基は夫々基Aに結合されており、かつnは数0または1を表し、mは数2、3、4または5を表し、R4 は水素原子またはアルキル基もしくはフェニルアルキル基を表し、R5 は水素原子を表し、またはR4 とR5 またはR4 とR6 は一緒になってエチレン基を表し、かつWは直鎖C2-5 アルキレン基(そのエチレン基はフェニルアルキルアミノカルボニル基により置換されていてもよい)、または1,4-シクロヘキシレン基を表す)、Eはアルコキシカルボニル基(そのアルコキシ部分は2〜6個の炭素原子を含んでいてもよい)、フェニルアルコキシカルボニル基、合計4〜10個の炭素原子を有するシクロアルコキシカルボニル基(そのC5-8 シクロアルキル部分は更に1個または2個のアルキル基により置換されていてもよい)、合計6〜8個の炭素原子を有するシクロアルコキシカルボニル基(そのシクロアルキル部分中で、3位または4位のメチレン基は酸素原子または必要によりアルキル基、フェニルアルキル基、フェニルアルコキシカルボニル基、もしくはC2-6 アルカノイル基により置換されていてもよいイミノ基により置換されており、またそのシクロアルコキシ部分は更に1個または2個のアルキル基により置換されていてもよい)、シクロアルケニルオキシカルボニル基(そのシクロアルケニル部分は5〜8個の炭素原子を含んでいてもよい)、アルケニルオキシカルボニル基、フェニルアルケニルオキシカルボニル基、アルキニルオキシカルボニル基またはフェニルアルキニルオキシカルボニル基、(但し、酸素原子への結合が、二重結合または三重結合を有する炭素原子から開始しないことを条件とし、かつそのアルケニル部分及びアルキニル部分は夫々3〜5個の炭素原子を含んでいてもよい)、シクロアルキルアルコキシカルボニル基(そのシクロアルキル部分は3〜8個の炭素原子を含んでいてもよい)、合計8〜10個の炭素原子を有するビシクロアルコキシカルボニル基(これは更にそのビシクロアルキル部分中で1個または2個のアルキル基により置換されていてもよい)、R1-CO-O-(R2CR3)-O-CO- 基(式中、R1 〜R3 は先に定義されたとおりである)、R7-CO-CH2-O-CO- 基(式中、R7はアミノ基を表し、これは1個もしくは2個のC1-6 アルキル基またはC3-8シクロアルキル基により置換されていてもよい)、ピロリジニル基、ピペリジニル基、ヘキサメチレンイミノ基、モルホリニル基もしくはN-アルキル-ピペラジニル基、または1,3-ジヒドロ-3-オキソ-1-イソベンゾフラニルオキシ-カルボニル基を表し、特にことわらない限り、上記のアルキル部分及びアルコキシ部分は夫々1〜3個の炭素原子を含んでいてもよく、かつ基Ra 、B及びEの定義中の上記のフェニル核はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、またはメチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、n-プロポキシ基、イソプロポキシ基、トリフルオロメチル基、ニトロ基、アミノ基、メチルアミノ基、エチルアミノ基、n-プロピルアミノ基、イソプロピルアミノ基、アセトアミノ基、メタンスルホニルアミノ基、カルボキシ基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n-プロポキシカルボニル基またはイソプロポキシカルボニル基により一置換または二置換されていてもよく、かつこれらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい]
IPC (7):
C07D295/10 ,  A61K 31/155 ADD ,  A61K 31/155 ADU ,  A61K 31/445 ACB ,  A61K 31/495 ABE ,  C07C257/18 ,  C07D295/12

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