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J-GLOBAL ID:200903088488699865
靭性の優れた低降伏比高張力鋼板の製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
茶野木 立夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992066420
Publication number (International publication number):1993271761
Application date: Mar. 24, 1992
Publication date: Oct. 19, 1993
Summary:
【要約】【目的】 本発明は、靭性が優れ、かつ低降伏比で塑性変形能の優れた直接焼入れ型調質高張力鋼板、水冷型TMCP(Thermo MechanicalControl Process)等溶接構造用鋼板の製造方法に関するものである。【構成】 所要の成分を含有する鋼片を900°C以上1200°C以下に加熱後、Ar3 点温度以上で終了する圧延中にスラブ厚t(mm)と平均冷却速度V(°C/秒)との間の関係がV>(18/t)0.5 を満足する冷却を圧延開始から該圧延終了するまでの間に行ないながら圧延を終了し、続いて鋼板表面をAr3 点以上の温度から冷却速度5°C/秒以上で、Ar3 -20°C以下、Ar3 -100°C以上に予備冷却を行なった後鋼板表面をAr3 -100°C以上に一旦復熱させ、再び15°C/秒を超える冷却速度で600°C以下400°C迄冷却する。【効果】 塑性変形能の優れた80%以下の低降伏比を示す60kgf/mm2 以上の構造用鋼板を強度、靭性を損なうことなく、再加熱、冷却待ち等を省略した高い生産性のもとに円滑に安定して製造することを可能とする。
Claim (excerpt):
重量%でC :≦0.18% P:≦0.040%Si:≦0.55% S:≦0.040%Mn:≦1.50%を含み、必要に応じて合金元素を添加し、C+Si/24+Mn/6+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14で示す炭素等量を0.44重量%以下とし残部がFe及び不可避的成分からなる鋼片を900°C以上1200°C以下に加熱後、Ar3 点温度以上で終了する圧延中に、スラブ厚t(mm)と平均冷却速度V(°C/秒)との間の関係がV>(18/t)0.5 を満足する冷却を、圧延開始から該圧延終了するまでの間に行ないながら圧延を終了し、続いて鋼板表面がAr3点以上の温度から冷却速度5°C/秒以上で、Ar3 -20°C以下、Ar3 -100°C以上に予備冷却を行なった後鋼板表面をAr3 -100°C以上に一旦復熱させ、再び15°C/秒を超える冷却速度で600°C以下400°C迄冷却することを特徴とする靭性の優れた低降伏比高張力鋼板の製造法。
IPC (4):
C21D 8/02
, C21D 9/46
, C22C 38/00 301
, C22C 38/06
Patent cited by the Patent: