Pat
J-GLOBAL ID:200903088505512286

使用済み燃料の再処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 田澤 博昭 ,  加藤 公延
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002185962
Publication number (International publication number):2004028808
Application date: Jun. 26, 2002
Publication date: Jan. 29, 2004
Summary:
【課題】不純物と核物質との分離効率が高く、再処理速度が速い使用済み燃料の再処理方法を得ることを目的とする。【解決手段】燃料棒を塩素ガス中で熱処理して、使用済み燃料及び被覆材を塩素化する(第一塩素化処理)。第一塩素化処理で得られた固体成分を還元剤を含んだ塩素ガス中で熱処理する(第二塩素化処理)。第二塩素化処理で得られた気体成分を固体成分として回収し(気体成分回収)、その固体成分を塩素ガスと酸素ガスとの混合ガス中で熱処理する(酸化処理)。第二塩素化処理で得られた固体成分を不活性ガス中で熱処理する(FP分離処理)。酸化処理で得られた固体成分とFP分離処理で得られた固体成分とを溶融塩に溶解させ、溶融塩を電解する(MOX電解処理)。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
使用済み燃料から核物質を回収し、回収した核物質を再使用するための使用済み燃料の再処理方法において、 使用済み燃料を被覆材に含んでなる燃料棒を、塩素ガス中で熱処理して、上記使用済み燃料及び被覆材を塩素化する第一塩素化処理工程と、 上記第一塩素化処理工程で得られた固体成分を、還元剤を含んだ塩素ガス中で熱処理し、ウランの塩化物を含む気体成分と、プルトニウムの塩化物を含む固体成分とを得る第二塩素化処理工程と、 上記第二塩素化処理工程で得られた固体成分を、不活性ガス中で熱処理し、該固体成分中の不純物を含む気体成分と、プルトニウムの塩化物を含む固体成分とを得るFP分離処理工程と、 ウランのオキシ塩化物と上記FP分離処理工程で得られた固体成分とを溶融塩に溶解させ、その後、該溶融塩を電解し、ウランの酸化物及びプルトニウムの酸化物を析出させるMOX電解処理工程と を備えたことを特徴とする使用済み酸化物燃料の再処理方法。
IPC (1):
G21C19/44
FI (2):
G21C19/44 H ,  G21C19/44 L

Return to Previous Page